労働者教育協会主催「気候危機問題連続研究会」ZOOM学習会に集まれ‼


9月3日(土)より、月一3回連続開催の労働者教育協会主催「気候問題連続研究会」―気候危機と科学的社会主義―のZOOM学習会を「アイセル21」にて開催します。(県学習協主催・静岡市社会科学学習会共催)詳しくは、添付したチラシをご覧ください。

静岡県評が憲法キャンペーン行動-学習・大量宣伝で戦争する国づくりストップを‼


8月12日、静岡市内において「学習の友」学習会を開催しました。

今回の特集は「ウクライナ侵略―国際法と世論は許さない」です。(8月号)学習会では3つの特集記事の読合せをしました。最初は、静岡県評が取り組んだ「戦争する国づくりストップ! 憲法を守り・いかすキャンペーン」を紹介した記事です。「宣伝カーで1,400キロを走行」(榊原雅樹静岡県評事務局次長)は、5月3日開催した「憲法を考える市民の集い」の渡辺治氏の講演を発端に緊急行動として提起された行動でした。憲法共同センターの「自民党の改憲草案」を考える動画のユーチューブの視聴・拡散で、学習を通じて運動参加者を広げ、3台の宣伝カーで県内各地区労連と協力して大量宣伝してまわりました。(6月11日~21日) 「多くの協力を得て実施できたことは、憲法問題の重要性をみんなが感じている表れだと思います。」と感想を述べています。次に「ロシアのウクライナ侵略とは何だったのか」(山田敬男労教協会長)、続いて「台湾有事と自衛隊の参戦体制の進行」(ジャーナリスト布施祐仁)をやりました。討論では、「中・台戦争になった場合は、中国の軍隊の進軍を阻止するのが、第一列島線の役割。(南西諸島から)ミサイルなどで攻撃する。今基地をつくっており、戦争に巻き込まれる現実的可能性がある。」「ミサイル基地建設、対する東アジア平和共同体の努力など、多くの国民は知らない。」「世論誘導の動きもある。中国が与那国島を占領、ロシアが宗谷を占領とかの本が出ている。テレビで自衛隊の青春ドラマがサラッとあったりする。」などの意見がでました。

「日本近現代史を読む」第23回学習会 第21章「サンフランシスコ講和会議と日本の戦後処理」を学習する


静岡市社会科学学習会は、8月9日(火)「アイセル21」で「日本近現代史を読む」第23回学習会を開き、第21章「サンフランシスコ講和会議と日本の戦後処理」の読み合わせと意見交換を行いました。

 意見交換では「テキストの中に『中華人民共和国をすでに承認していたイギリスが』とあるが、初めて知ったのだが、今、台湾問題があるがどの様な事なのか」「中国は、国民党と共産党の内戦があり、国民党が台湾に逃げて内戦は、共産党の勝利で終わり人民共和国が出来る」「中国を代表する政府は、中華人民共和国であり、台湾は中国の一部であるといいう事になっている」「テキストでは『寛大な講和』となっている。例えば第一次世界大戦のドイツは、国家予算の10年分と言われる巨額な賠償金の支払いをもとめられた。しかし、日本は、アメリカの強い圧力の下で、主要参戦国は賠償請求権を放棄したとある。そこには日本を早く経済的に復興させ、反共の砦にしたいという思惑があつた」「テキストに『政令諮問委員会を設置し、占領政策の全般的な見直しに踏み切ります』とあるがどの様な事なのか」「占領無政策は民主的な側面が当初はあった。治安維持法の廃止、財閥解体、民主的な憲法の制定とかがあったが、テキストにもあるが、破壊活動防止法とか、カルテル容認の独占禁止法の改正、警察法を変えて警察を中央集権型にした」「テキストに逆コースとあるが、この時代の多くの人には、戦争の記憶、戦争体験者が多く、戦前のような社会に逆戻りする事、ふたたび戦争をする事には、圧倒的多数の人が反対していた。現在では戦争体験者が少なくなり、戦争の恐ろしさを知らない人が多くなっている。戦争体験を伝える事が重要になっている」などの意見が出されました。

◆次回は、日時は、9月13日(火)午後1時30分~3時30分、会場は、「アイセル21」第42集会室。内容は、 第22章「日米安保体制と高度成長」。持ち物は、「増補改訂版 日本近現代史を読む」です。