学習会「格差是正と富裕者課税」


2015年5月16日、静岡県教育会館にて学習会「格差是正と富裕者課税」が開催されました。安藤実氏(静岡大学名誉教授)の講演の後、活発な質疑が行われました。参加者は15名でした。

安藤氏は戦後の日本の税制を紹介しながら、日本の非軍事化・民主化を土台にしたシャウプ勧告税制が、まもなく日本再軍備というアメリカの対日政策の転換により修正され、財界や政府によって消費税の導入が企まれてきた経緯を報告しました。そして消費税増税という風潮に対して、富裕者課税こそが本来の民主的な税制のあり方であることを主張されました。

格差是正と富裕者課税レジュメ