『資本論』学習会、第4節「商品の物神的性格とその秘密」学ぶ


IMG_02763月9日(木)午後6時30分から第9回『資本論』学習会を7名の参加で開きました。(上の写真)第4節「商品の物神的性格とその秘密」の部分を読み合わせをし、多田さんのポイント説明の後、討論に入りました。
討論の中では、「商品の物神的性格」とは何を具体的に言っているのか。「その脚で床に立つだけでなく、他のすべての商品にたいしては頭で立ち、そしてその木の頭から、テーブルがひとりでに踊りだす場合よりもはるかに奇妙な妄想を展開する。」これはどの様な意味か。など疑問が出されました。
「物神崇拝は、資本主義社会で人間の労働が疎外される具体的な現れではないか。」「中世のヨーロッパでは呪術が流行してした。マルクスはそれを利用してこのような言い方をしたのではないか。」「商品の謎的性格については、本文123ページのその事の要点が書かれているのではないか。」などの意見も出され討論しました。
次回は、午4月13日(木)午後6時30分から8時30分まで、内容は「第2章 交換過程」です。会場は「アイセル21」第12集会室。テキストは資本論第1部(新日本新書版『資本論』第一分冊)です。ぜひご参加下さい。

「自治体財政を知る講演会」開く


IMG_02652月28日(火)午後6時30分より、「静岡市社会科学・学習会」は、川瀬憲子静岡大学教授を講師に「自治体財政を知る講演会」を「アイセル21」第41集会室にて開き、20名が参加しました。(写真は講演する川瀬教授)また、山本明久共産党静岡市議が市政の現状について報告しました。
川瀬教授は、「2017年度政府予算案と自治体財政の課題」としてパワーポイントの資料を使用しながら地方財政を取り巻く課題、2017年度政府予算案の概要、2017年度地方財政はどうなる、格差・貧困、待機児童、介護、静岡県財政と静岡市財政、地方創生事業と震災復興事業、熱海市、伊東市、石巻市の事例の5つの柱で講演しました。
この中で、自治体財政は国の政策、地方財政計画によってコントロールされている現状を示し、地方分権ではなく集権的な傾向が強くなっている事を指摘、地方財政を見る場合、国の動向を合わせて分析する必要性を指摘しました。
国は、社会保障関係費をカットし防衛関係費の大幅増、地方財政では交付税が5年連続して削減されている事、人件費の抑制と民間委託・民営化の拡大、福祉分野では市場化が拡大されている事などを指摘しました。
最後に、東日本大震災復興事業が遅れている事、その背景に自治体合併により自治体中心部と周辺部の格差が広がっている事を指摘しました。
山本明久共産党市議は、平成17年度から27年度の決算について報告、その中で人口が減少し地方交付税が50億円減っている事、地方債現在高が947億円増えている事を報告、来年度予算はハコ物建設を中心とした「3つの都心づくり」を推進する一方で、高齢者施設や学校教育施設など市民生活に必要な公共建築物を大きく減らす計画が進んでいる事を明らかにしました。また、3月の市議選の争点と意義について報告しました。
質疑では、清水区の市庁舎を新しくする計画があるが、現在の市庁舎を民間にフロアーとして貸し出す計画があるが、これをどの様に見たら良いのか。全国でこのような事で成功している事例があるのか。
国が地方自治体に対して誘導を強力に行っている中、沖縄などではオール沖縄で基地問題などで国と対決し住民の平和的生存権を守る闘いが進んでいるが、地方財政、住民福祉などで国言いなりではなく、独自の取り組みで住民本位の施策を推進し成功している事例はあるのか。
駅前開発などを静岡市が行っているが実際には市民に役立つていないのではないか。18歳の若い人が静岡市の外から見て新鮮な疑問の声を出している。このような開発には無駄なお金があるのではないか。また、再開発ビルへの市の補助金などが出ているが、どうか。
清水区の桜が丘病院移転問題で、タウンミーティングでは関係する住民の間では大きな疑問や怒りの声がある。どのように見たら良いのか。
など質問や疑問、意見などが出され、川瀬教授、山本市議が丁寧に答えました。

第8回『資本論』学習会を開き、価値形態論を学習しました。


IMG_02512月23日(木)第8回目の『資本論』学習会を開き、第3節のB全体的な、または展開された価値形態、C一般的価値形態、D貨幣形態のところを学習しました。学習会には7名が参加し、読み合わせとポイント説明の後に討論に入りました。(上の写真)
討論の中で「相対的価値形態の発展の程度には等価形態の発展の程度が対応する。しかし、しかもこれは十分注意すべきことであるが」と書いてあるがこの「注意すべきこと」とは何か。「価値形態一般が発展するのと同じ程度で、その両極である相対的価値形態と等価形態との対立もまた発展する」とは。「全体的な、または展開された価値形態の欠陥の所で3点上げているが具体的にどの様な事か」「展開された相対的価値形態の欠陥は、それに対応する等価形態に反映する」とは。「一般的等価形態が金に癒着する」とあるが、なぜ銀ではないか。「商品Aが他のあれこれの商品種類にたいして価値関係にはいるのに従って、…商品Aの個別的価値表現は、商品Aのさまざまな簡単な価値表現の絶えず延長可能な列に転化する」は弁証法一つの法則を示している。など質問、意見が出て時間まで討論しました。最後に、出された疑問は十分解明されたわけではありませんでしたが、引き続き学習を進め、理解する努力をしていく事を確認しました。
次回は3月9日(木)午後6時30分より8時30分まで、会場は「アイセル21」第42集会室、内容は第4節「商品の物神的性格とその秘密」です。ぜひご参加ください。

『経済』2月号掲載論文「日本経済の長期停滞はなぜか」を学習


2月21日(火)「現代経済学習会」を「アイセル21」でを開き、5名が参加し、『経済』2月号掲載の「日本経済の長期停滞はなぜか」を読み合わせ、討議しました。(下記の写真)
討議の中では次のような疑問や意見が出されました。「企業物価も16年10月まで19ヵ月連続でマイナス」とあるが「企業物価」とは。「日本経済の再生にとってアベノミクスは失敗しているが、アベノミクスは、家計から大企業と富裕層へ所得を移転することが目的で、その意味では成功しているのではないか」。
「マルクスは晩年、エコロジーなどに関心を持ち最後まで研究を意欲的に進めていた」。「現在経済の軍事化が進んでいるが、これはアベノミクスの経済政策ではないか」。「金融緩和による貨幣流通量の増大は、なぜインフレを起こさないのか」。「日本経済は戦前は日本帝国主義の侵略を支える経済、戦後はアメリカの軍事政策に協力しその事を通して大企業の成長を促してきた。国民生活を顧みない事が特徴では。」「トランプは多国籍企業の海外移転で米国経済の疲弊を彼のやり方で問題にしているが、これは成功するのか」「トランプのTPP反対と日本での反対とはどの様な関係か」など時間まで活発に話し合いました。
次回は、3月28日(火)午後6時30分から8時30分、「アイセル21」12集会室にて、『経済』3月号掲載の「安倍軍拡と経団連・軍需産業の動き」(佐々木憲昭)を読み合わせ、討議します。ぜひご参加ください。

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山田氏のキューバ旅行報告 社会・政治のあり方を決めるのは人民


静岡市『学習の友』学習会

今回は2月号の3つの記事を読み合わせしました。その中で山田敬男労教協会長の「キューバ旅行から考える」を紹介します。キューバがソ連崩壊やアメリカの経済封鎖等の困難な中で、社会主義をめざす体制を守り抜くことがなぜできたのか。それは、「キューバの政府と人民」が「必死になって革命の成果を守り抜いてき」たからだと言います。「革命の成果」とは、「象徴的には医療や教育の無料化といえます。」医療をみると、ファミリー・ドクター制を充実させ、すべての家庭を診療対象とするシステムを作り上げ、地域に根ざして市民の命と健康を守る努力が追求されています。教育も大学まで無料です。子どもの教育権を守る努力が必死になって、行われています。地域に「老人の家」と言う社交クラブのシステムが組織され、生きがいを創造するコミュニティー活動が積極的に推進されています。社会的弱者を守ることが平等社会の実現であり、民主主義であるという考え方があたりまえのように社会に根付いています。体制を守るには、政府と人民の団結が決定的な意味を持っています。とくに人民が主権者として成熟することが重要でした。山田氏が党員ではない女性のガイドさんに尋ねた答えとして、キューバの社会や国家のあり方を決めるのは、共産党ではなく人民である。共産党はサポートだ。社会や政治の要職に就く場合、党員であるかどうかでの差別はない、とのことでした。キューバの力強さを感じる報告でした。

『資本論』学習会開く 価値形態論を学ぶ


IMG_02442月9日(火)第7回『資本論』を開きました。
「簡単な、個別的な、または偶然的な価値形態」の内、3等価形態と4簡単な価値形態の全体の所を学びました。
最初に該当部分を読み合わせ、多田さんがレジュメに基づいて説明の後、討論に入りました。
話し合いでは「商品の使用価値と価値との内的対立は、一つの外的対立によって、すなわち二つの商品の関係によってあらわされる」とは?、「相対的価値形態にある商品の価値を等価形態にある商品が表している」とどの様な事か。「上着もまた、その等価形態を、直接的交換可能性というその属性を、重さがあるとか寒さを防ぐというその属性と同じように、生まれながらにもつているように見えるのである。そこから、等価形態の謎的性格が生じる」と言っているが、ここは大事ではないか。「価値および価値の大きさ大きさが交換価値としてそれらの表現様式から生じるのではない。…近代自由貿易行商人たちは、相対的価値形態の量的側面に重きをおく。」とは。「商品の価値は、『交換価値』としてのそれの表示によって、自立的に表現されている。」とあるが交換価値にカッコが付いているのはなぜか。
その他、いろいろな疑問や意見が出ました。時間いっぱい話し合いました。
次回は、2月23日(火)午後6時30分から、会場は「アイセル21」第22集会室。内容は価値形態論の「B全体的な、または展開された価値形態、C一般的価値形態、D貨幣形態」です。

沼津学習会「スターウォーズで学ぶ憲法改正と緊急事態条項」


2017年2月4日(土)沼津市民文化センターにおいて、学習会「スターウォーズで学ぶ憲法改正と緊急事態条項」が、沼津労組連と静岡県労働者学習協会の共催で開催されました。また「沼津憲法9条の会」からも多くの方の参加がありました。あすわか(明日の自由を守る若手弁護士の会」の内山弁護士が講演をしました。詳細は「さきがけ」No.54をご覧ください。

さきがけ201702No54

 

世界に広げたい憲法9条 改憲阻止し憲法を暮らしに生かそう


静岡市『学習の友』学習会

今回は1月号です。始めに国際ジャーナリストの伊藤千尋氏の「世界中が9条の精神で満ちるまで-世界の人びとから学ぶ9条の価値」を読み合わせしました。伊藤氏が確認しているだけで、日本国憲法9条の記念碑が、外国で2箇所、日本国内に13箇所あるのだそうです。スペイン領カナリア諸島のグランカナリア島のテルデ市に「ヒロシマ・ナガサキ広場」があり、その中央正面に9条の条文を焼き付けた碑があるのだそうです。96年当時の市長が提案し、市議会が満場一致で建設に同意したのです。2015年にはトルコのチャナッカレ村で同様に記念碑が作られました。これは、テルデ市の記念碑を見た日本女性がトルコの村で憲法9条について話したところ、村が土地を提供したのです。国内では、6箇所が沖縄にあり、最新の碑は藤枝市にあるそうです。各地の碑は憲法9条の大切さをもっと認識してほしいという人々の願いの表れだと指摘します。中米コスタリカは1949年に2番目に平和憲法をつくり、軍隊を廃止しました。86年就任したアリアス大統領は、内戦をしていた周囲の3つの国を回って戦争を終わらせ、そこ功績で翌年ノーベル平和賞を受賞しました。日本では戦力不保持の憲法を無視し自衛隊はあり、海外派兵・武器使用容認と憲法違反を政府が続けています。コスタリカを含め海外では憲法に違反した行為には、国民は訴訟も含め毅然とした対応をしています。憲法を生かすべく行動しようと呼びかけています。

『資本論』学習会 第3節「価値形態または交換価値」に入る


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今年になって2回目の学習会を1月26日に開き6名が参加しました。いよいよ「価値形態論」です。『資本論』の中では最も難しいと言われている部分に入りました。本文読み合わせの後、渡辺さんが準備したレジュメに基づいて説明がされ、その後討論に入りました。
「価値と交換価値と価値形態と言う言葉の意味とその関係をどのように理解したら良いのか」、「マルクスは何故この第3節で、このように細かく、くどい位に説明を繰り返しているのか。貨幣の発生を証明すると言うがどの様な事なのか」、「商品の価値形態の最も発展した形態が貨幣形態である事は分かっているので、ここでマルクスの言わんとしている事は何か」、「『商品の価値対象性は、どうつかまえたらいいのか分からないことによって、寡婦のクイックリーと区別される』とはどの様な事か」、「この第3節で展開されている貨幣発生史の論理的展開は、実際の貨幣発生の歴史的の展開を追っているのではないか」。などいろいろな疑問や意見が出ました。時間まで討論を行いました。
次回は、2月9日(火)午後6時30分より8時30分、「アイセル21」第22集会室(2階)、学習の範囲は、「3 等価形態」と「4 簡単な価値形態の全体」(新日本新書版で95ページから106ページ)です。

「アメリカ社会に何が起きているか」 現代経済学習会開く


2017年1月17日(火)第2回「現在経済学習会」を開き7名が参加しました。自己紹介の後、『経済』1月号掲載の「アメリカ社会に何が起きているか」を読み合わせて討論をしました。
なぜトランプ大統領の誕生が討論の中心となり、安倍はトランプに会いに行き「信頼に値する指導者」と言ったが、アメリカに何でも賛成の姿勢がよく表れている。アメリカの政治で二大政党以外の動きが良く分からなかったが、論文で無党派層の動向が紹介されて分かった。トランプは、アメリカファーストで今後日本に対応してくるのではないか。レーガンはソ連崩壊を実現させたが、トランプは中国の崩壊を狙っているのではないか。トランプがレーガン政権の政策をまねるならレーガンはアメリカ社会の格差を拡大し大統領に再選されなかった。早晩政権が立ち往生になるのでは。トランプ現象は、アメリカ社会の統治の困難の現れであり、いわばファシズムに類似したナショナリズムの主張が受け入れられる素地があることを示しているのではないか。
次回は、2月21日(火)午後6時30分より8時30分、「アイセル21」第11集会室にて、『経済』2月号「日本経済の長期停滞はなぜか」を学びます。ぜひご参加ください。
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