人権・自由・民主主義を今私達の運動で実現しよう!


(静岡支部「学習の友」学習会)

今回は4名の参加でした。

10月号には、県学習協事務局長の多田さんの体験記事が載っていましたので、最初にそれをやりました。「ある労働者の半生」は、25年間働いてきた派遣労働者が、職場のいじめ・長時間残業の末、うつ病で休職、解雇となってしまいます。退社後障害年金の受給を申請し、多くの人の協力の中で困難かと思われた受給することができました。冷たい会社や政府の社会保障制度の中で、誰もがこのような状況に追い込まれる可能性があることを、多田さんは告発しています。

次に、「若者たちが立ち上がった-シールズを知る」(長澤高明氏)をやりました。シールズは「新しい社会運動」であると、筆者は言います。シールズはそれが組織であるということより、「行動」において手をつなぐという態度を前面に押し出していると指摘します。正式名称は「自由と民主主義のための学生緊急行動」です。こうした運動と積極的に連携することで、運動の一層の発展を可能としていると訴えています。

最後に中田進氏の「人権と民主主義が輝く社会に!」です。近代日本の歴史を総括し、民主勢力の選挙勝利で新しい歴史の一歩を!と訴えます。