なかまとの団結を大切にねばり強いたたかいで要求前進を!


静岡市で開いている「学習の友」を使っての学習会に今回は5名が参加しました。最初に「雇用不安がなくなりうれしい」コープかごしま労組副委員長福丸裕子氏の記事を読み合せ討論しました。この労組が経営側である理事会とのねばり強い協議を重ねるなかで、2010年春闘で有期雇用の職員の無期雇用への転換を。2012年にはその職員の内から一般正規職員への移行を勝ち取っています。また、2013年には3年経過の定時職員にたいしては、本人の希望で無期契約へ移行する旨回答を引き出しています。理事会からは、無期契約化と抱き合わせで事務所異動も正規職員と同等に、との提案をしてきましたが、組合員の圧倒的声を受け、協議をすすめ理事会から「一方的異動命令ではなく本人の合意」を前提にするとの回答をさせてきました。こうした要求の前進は、「なかまの団結とあきらめずに交渉を重ねてきたその結果だ」と最後に結んでいます。次に「『女性活用』政策が作り出す女性の貧困」伍淑子日本婦団連副会長の記事をやりました。この間の政財界の「成長戦略」の影響で、非正規雇用で働く女性労働者の増加が続き、労働者の賃金水準は低下し貧困層が広がってきました。幾つかに統計のなかで、短時間労働者の時間給の企業規模別比較で、大企業が中小企業より賃金が低い実態が明らかになり、参加者を驚かせました。「最後に労働組合って何だろう」吉田豊氏をやり、その運営のあり方を学びました。次回学習会は次のとおりです。12月号を持ってどなたでもお気軽にご参加ください。

日時 12月18日(水) 午後6時30分から

場所  静岡県評会議室       次回は第3水曜日です。お間違えなく!

静岡県労働者学習協会のブログができました