『独裁者トランプ❕』と世界と全米から
- 2025年06月16日
- 「学習の友」学習会
6月11日、静岡市内において「学習の友」読合せ学習会が開催されました。


働く人の立場から、さまざまな学習活動をしています。
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
1月8日、静岡市内において「学習の友」1月号を使った学習会を開催しました。
今回は、10月号特集「労働時間短縮で『自分の時間』を取り戻そう」です。読合せをした記事は、「日本の長時間労働の実態、原因、解決の展望を探る」(鷲谷徹中央大学名誉教授)、「私たちの生活と労働時間規制『始まり』と『終わり』の見える仕事へ」(緒方桂子南山大学教授)、「個々人の能力や個性を発揮しうる自由時間の拡大を」(岩佐茂一橋大学名誉教授、労教協会常任理事)の3つです。討論では次のような意見がありました。「厚労省の『毎月勤労統計調査』だと、日本の平均労働時間は1800時間位と低くなる。政府はそれで1800時間を到達したと云っている。実態を反映していない。」「総務省の『労働力調査』は、国勢調査のように自分が答えた労働時間で、正社員とパートが混合しているので、正社員のみだと2000時間は超えていると思う。」「党首討論で、共産党の田村さんが労働時間短縮を取り上げ『7時間週35時間にすべきだ』と言ったら、石破が『僕も銀行で働いていた時に、いつも終電車だった。家へ帰ると12時過ぎていて家事はやったことがなかった。共産党のご意見をよく聴きながら、ぜひ検討していきたい。』とか、調子のいい男だ。そうした状態だったとゆうことだ。」「僕の家は三菱の駐車場の隣にあるが、毎週月・火・木は2時間の残業だとわかる。夜7時頃車が出ていくので。」「ドイツの法定労働時間(週48時間)は、日本(週40時間)より長いんだ。これびっくりだよね。」「(EUの場合)時間外労働が4か月で平均48時間と決まっている。これは知らなかった。これで週48時間でILO8時間をクリアしている。日本は100時間とかやってしまうのでILO条約を批准できない。」「労働時間に関しては何も達成していない。酷い状態だ。」「『気晴らしのショッピング』は、癒しの時間として捉えているがわかる。妻がたまに浜松のショッピングセンターに行き、どうでもいいものを買ってくる。これが気晴らしの癒しの時間だなと思っている。」「ウインドーショッピングなども気晴らしだ。」「お酒を飲むのも資本によって操られたストレス解消ということか。」「労働者はそうかも。」「今の若者は、一人で趣味にいくのも癒しか。」「いろんなタイプがいて、今はあまり無理強いしない。げど、駅の飲み屋には、割と職場関係と思われる若い人もいるよ。」「疎外されていない労働は、未来社会でないと実現しないということか。」「昔芝田進午氏が、会社の労働は疎外された労働だ。疎外されていない労働は階級闘争で、労組、政治活動でニュースをつくったりとかは、普遍的意味での労働だが、そういう労働は疎外されていないと言っていた。疎外されていない労働で、疎外された労働を見返すことできるとも主張する。そういう労働は人格的発展につながるとも言っている。」「いやいややっている労組幹部は、どうなんだ。」「そういう人が多いけど。」「喜んでやらなければだめだね。」「変えなければいけない。それが学習の力だ。」「労組の運動も楽しくなければいけない。」「年金者組合は、サークルやったりそうゆうことは盛んだ。」「要求で来る。」「年寄りが生まれ変わって、もう一度会社に入ればきっと残業しないと思う。」「若い人が将来をつくっていかなければ。」