『経済』3月号掲載論文「安倍軍拡と経団連・軍事産業の動き」学習


IMG_06113月28日(火)午後6時30分から第4回「現代経済学習会」を開き、『経済』3月号の「安倍軍拡と経団連・軍需産業の動き」を読み合わせと討論を行いました。
討論では、「米軍から直接兵器を購入している事は、軍事機密を守る事が必要な事が理由ではないか」「この論文であらためて軍事産業の動きを知り、ここまで経済の軍事化が進んでいる事に驚いた。」「安倍の『戦争する国づくり』の背景に経団連と軍事企業の動きがあり、安倍の特異な右翼的な思想だけでない事を改めて思った。この動きをストップさせるには自民党政権を倒すことが必要だと思った。」「日立は2000年に防衛部門を確立しそれが拡大しているが、その動きの背景が分かり、また日立はソフト部門が多い。」「アメリカ政府主導のFMS調達はあまりにも対米従属的な内容に驚いた。」「軍事産業は、他の産業部門な比べてと特異な性格を持っている。と言うが関連する『軍事生産の理論問題』を学び日本経済の発展を大きく阻害するものである事を知った。」「経済の軍事化は戦争への道であり、許してはならない。その事を大前提とする必要がある。」など意見や疑問、感想が出され時間いっぱいまで討論をしました。
次回は、4月18日(火)午後6時30分より、「アイセル21」第12集会室にて、内容は、『経済』4月号掲載の座談会「トランプ政権の発足とアメリカ」を読み合わせと討論を行います。持ち物は、雑誌『経済』4月号です。

『資本論』学習会、第4節「商品の物神的性格とその秘密」学ぶ


IMG_02763月9日(木)午後6時30分から第9回『資本論』学習会を7名の参加で開きました。(上の写真)第4節「商品の物神的性格とその秘密」の部分を読み合わせをし、多田さんのポイント説明の後、討論に入りました。
討論の中では、「商品の物神的性格」とは何を具体的に言っているのか。「その脚で床に立つだけでなく、他のすべての商品にたいしては頭で立ち、そしてその木の頭から、テーブルがひとりでに踊りだす場合よりもはるかに奇妙な妄想を展開する。」これはどの様な意味か。など疑問が出されました。
「物神崇拝は、資本主義社会で人間の労働が疎外される具体的な現れではないか。」「中世のヨーロッパでは呪術が流行してした。マルクスはそれを利用してこのような言い方をしたのではないか。」「商品の謎的性格については、本文123ページのその事の要点が書かれているのではないか。」などの意見も出され討論しました。
次回は、午4月13日(木)午後6時30分から8時30分まで、内容は「第2章 交換過程」です。会場は「アイセル21」第12集会室。テキストは資本論第1部(新日本新書版『資本論』第一分冊)です。ぜひご参加下さい。