「勤労者通信大学」清水地域「憲法コース」学習会


7月21日(日)午前10時より、清水区の個人宅にて、約1時間30分にわたり学習会を行いました。清水地域の受講生3人で行いました。最初に教科書を輪読し、その後自由討論を行いました。

今回は「第1章第1節 日本国憲法のすばらしさ(1)-憲法の基本原理」です。

内容は以下です。

1.近代立憲主義の確立、2.国民主権の原則、3.徹底した平和主義、4.基本的人権の尊重

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自由討論では、次のような意見がありました。

・文章が難しくて、よく理解できない。

・戦争責任があいまいにされたように、無責任体制がまかり通っている。

・「和」の思想は、支配者による支配の思想だ。

・戦争体験を語れる人たちが少なくなっている。

・命の重みは、昔の人のほうが強く感じているのでは。

・憲法が国民を守るものだという意識が少ないのでは。

・「清く正しく美しく生きていれば、憲法に触れることはないだろう」と思っている人が多いのでは。

・国民投票になっても、投票の意味を理解できる人がどれだけいるのだろうか。

・各種の市民運動との協力関係が大切では。

・1947年中学校1年生の教科書に載った「あたらしい憲法のはなし」は、今でも教える必要があるのでは。

 

民医労静岡支部 唯物論をテーマに学習会 


静岡県労働者学習協会では、県内各地で「勤労者通信大学」の学習会を開いています。

 民医労静岡支部 「基礎コース」学習会

7月5日(金)午後5時45分より、約1時間にわたり学習会を行いました。受講生7人が全員参加しました。最初にチューターである静岡県労働者学習協会の多田が、レジュメに基づき20分間報告し、その後自由討論を行いました。

今回のテーマは「唯物論」です。哲学を学ぶ理由や、世界観について説明しました。世界をどう捉えるかについて、自然・社会・人間の精神について、いくつかの問題を提起しました。

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・ビッグバンの前の宇宙はどうなっていたか、

・宇宙が膨張(収縮)している外側には何があるか、

・日本の建国記念日はなぜ2月11日か、

・天皇の祖先はどこから来たか、

・人間の欲望は無限でコントロールできないものか、

・橋下徹氏はなぜ兵士に慰安婦が必要と思うのか

等々です。

自由討論では、次のような意見がありました。

・社長や管理者は、普通の労働者より偉いのか、

・哲学の部分で、脳の構造が出てくるとは思わなかった、

・人間の死との関係で、宗教が持っている深い意味は、

次回のテーマは「弁証法」です。