来年NTT完全民営化が増々強まる「公共性の破壊」に対抗を‼
- 2024年09月15日
- 「学習の友」学習会

9月11日、静岡市内において「学習の友」学習会(9月号)を開催しました。
今回は、特集「『公共の再生』と労働運動」の記事の中から、「民営化とのたたかい、アメリカの経験から学ぶ」(静岡市労連 松本和也)、「NTT法廃止の問題点―大軍拡と情報通信の公共性の破壊」(稲生勝摂南大学教授)を読合せ・討論しました。松本氏は、アメリカで開催されたレイバーノーツ大会に、全労連の呼びかけで参加され、ご自身の体験を寄稿されました。稲生氏は、来年通常国会でNTT法が廃止されようとしていることで、NTTの完全民営化による諸問題(公共性の破壊)を明らかにし、政府所有のNTT株売却の目的が、大軍拡の資金とすることにあると指摘をします。両記事を通じての討論では、次のような意見がありました。「松本氏は、『新自由主義、緊縮財政への批判』とあるいが、日本は財政拡大している。特に防衛費は膨張している。福祉については緊縮だ。財政全体をみて緊縮財政としてしまうと実態を誤るよね。」「単純にアメリカと財政支出額を比較して、『日本のほうが緊縮財政の政治を行っております。』と云ってしまっている。」「稲生氏の記事では、KDDI、楽天、ソフトバンクもNTTの情報通信設備を利用しているの。」「光通信、インターネットなどの回線を利用していると思う。」「独自回線のところもあると思う。」「海底ケーブルは、数十年前からあるが、それもNTTが中心か。」「NTTが中心かもだが、他の大企業や政府のものと一緒に通しているのかも。」「災害の時に公衆電話は、優先的に確保されているとある。携帯はつながらない時も、つながるのか。」「公衆電話は激しくなくなっている。静岡駅でも今までたくさんあったところに一台だけだったように思う。」「学校の近くには割と残っている。」「携帯電話を持っていないので、公衆電話は絶対ほしい。車で事故があった時には、ないと困る。」「今日携帯忘れたが困る。女房の携帯に電話しようにも電話番号を覚えていない。固定電話は留守電にしてあり基本とらない。」「俺は、妻と飲み友達の電話番号は覚えている。最近、飲みに行かないと忘れてしまう。」「今は携帯がないと困ってしまうが、数年前はなくてもどうということはなかった。変わったね。」「来年NTTの株を売ってしまうのだが、時価にすると凄い額だよね。」「誰が買うのか。アメリカなど外資によって完全に支配されてしまうのかも。」「コモンズはどういうものなのか。」「コモンズではないが、サステナブルと言って、地域の自治体によって地域振興策をやっていくのが流行ったが。」「最初にコモンズを知ったのは、長野県の田中知事になって、地域資源活用の地域おこしをするというのがあった。」など、他にどうでもよい下世話な話も含めて、楽しく討論できました。