暴政が地域を襲い貧困化の進行が 地域労働運動は今新たなステージへ


10月8日は、5名が参加しました。今回は、原冨悟労働者教育協会常任理事の
「いま、地域がおもしろい!  -地域労働運動は新たなステージへ-」を最初に読み
合わせしました。まず、集団的自衛権問題での地方議会の意見書採択、原発再
稼動に反対する各地の行動、消費税引き上げ・社会保障切り下げ・TPP参加問題
等々、安倍内閣の暴走が、全国各地で各分野のたたかいをよびおこしていると指
摘し、要求の切実さが、労組への結集と市民的な共同を必然にしているとしていま
す。地域労連はこうした中で、自治体への働きかけや要請行動が継続され、地域
の労働者の事実上の代表権を持って自治体と対峙するようになり、また地域の市
民的運動の推進力としての役割をはたし、市民的な信頼を獲得していきます。
労働者の暮らし権利を守り、市民的な共同をひろげ、労組の拡大強化をする三つ
の課題を三位一体のものとして、この秋から15年春闘、いっせい地方選の勝利を
めざし準備をしていこうと呼びかけています。
二つ目の記事は、岡田知弘氏の「どうして地域経済と地方自治は壊されてきてい
るのか」を読み合わせし、この中で、法人所得が東京都にダントツに集中しているグ
ラフがありました。地方を中心に海外に生産を移し、国内工場は閉鎖・縮小する一
方、本社がある東京には海外の売上げが一極集中している実態が現れていました。
次回学習会は次のとおりです。11月号を持って
お気軽にご参加ください。
日時 11月12日(水) 19:00~
場所  静岡県評会議室

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