市民と野党の共闘で明日をひらく 改憲を阻止し暮らしを守る政治へ


静岡支部『学習の友』学習会

今回は特集の一つ「総選挙結果とこれからの闘い」(山田敬男労働者教育協会会長・現代史家)を読合せしました。総選挙結果は自民党の「圧勝」とメディアは言いますが、幾つかの要因があります。第一は「小選挙区効果」で、4割の得票で6割台の議席を占める、「虚構の多数」と言えます。第二は、野党共闘の破壊の結果です。安倍首相は野党共闘を一番恐れており、共闘の準備が進まないうちに大義のない解散に踏み切り、同時に希望の党による民進党解体がもくろまれました。第三に北朝鮮の弾道ミサイルの発射と、核兵器の開発と実験の脅威をあおり、利用したことです。しかし、この分断と逆流に抗して、市民と野党共闘を守り発展させる新しい闘いが生まれ、今後の闘いの可能性を切り開いたと指摘します。3野党と市民連合の政策合意、各地域で候補者一本化、立憲民主党が野党第一党になる等々貴重な成果を上げました。安倍首相は今年の通常国会で改憲発議を行なおうとしています。これに対して市民連合は市民と立憲野党の共同の力で立ち向かおうとしており、「安倍9条改憲NO! 全国市民アクション」は3000万署名を提起しています。この仲間が「力」を身につけるには学習が大事で、本質を理解し世の中と運動の未来に確信をことが可能となると結んでいます。

コメントは受け付けていません。