労働運動の本格的前進をめざし「学習の友」創刊60周年を契機に大いに広めよう!
- 2013年10月15日
- 「学習の友」学習会
静岡市の「学習の友」学習会報告
今回は3名が参加しました。10月号は「友」創刊60周年特集として、「学ぶことを
力にたたかう」をテーマとしています。
最初は、山田敬男労学協会長の「働く仲間とともに歩んできた『学習の友』」を読
み合せ討論しました。「友」は1953年10月に創刊されています。当時は朝鮮戦争
のもと階級的労働運動が大きく後退した時期です。これまでの労働運動のあり方を
見直し、復活に向けて担い手の育成、組織の再建が課題となっていました。「友」
は59年以降急速に増えます。65年には10万部台となります。これは、三池・安保
闘争など、その時々の労働運動のたたかいと結びついた、学習運動の広がりがあ
ったことの反映です。しかし、第二の反動攻勢が開始された70年代後半以降、減
誌が続き現在にいたっています。「友」は単なる情報誌ではなく学習誌として、労働
者のたたかいに寄与できるものです。「友」の魅力を多くの仲間に広め、今後の運
動の前進を図ることが、今求められています。
次は、石川康宏氏の「理論学習のすすめ-政治の激動を深くつかむ」をやりまし
た。2009年以降の政治の変化を分析し、理論は現実を正確にとらえるためのもの
であり、理論学習に本腰を入れようと訴えています。最後は、望田幸男氏の「ナチス
による『憲法の機能停止』の歴史的真実-『麻生発言』によせて」をやりました。
次回学習会は次のとおりです。11月号を持って
どなたでもお気軽にご参加ください。
日時 11月13日(水) 午後7時から
場所 静岡県評会議室