パーコンで要求をつかみ労組を紹介 19春闘要求前進と組織拡大強化を!


静岡支部「学習の友」学習会(3月11日開催)

 今回は3月号の読合せです。19春闘前進に向け、要求実現と組合員拡大・組織強化拡大がともに前進できた経験が、全国から報告されています。その中で医労連岡山医療生協労組書記山崎久美子氏の「19春闘で非正規の前進を叫ぶパーコンの取り組み」は、大変教訓的でした。この職場は常勤職員はユニオンショップで、パート職員300人はオープンショップです。パートさんにも労組に入ってほしいと、パーコン(パート昼食懇談会)が始まりました。かつては年2回実施していたが、ここ数年は11月に開催している。労組員と非組合員参加でき、お弁当を食べながら労組・医療連共済のことなどを気軽におしゃべりを楽しむことができる懇談会です。昨年11月の約一ヵ月間で、116人(37%)のパートさんが参加しました。この機会に対話をして顔と名前を覚える、少しでも労組のことも知ってもらう努力をしています。「パーコン」で7人が労組に加入、特に長年入らなかったパートさんが加入してくれたことは本当に嬉しいと筆者は言います。組合員が増えた職場は活気があり、学習も楽しくでき、とてもいい雰囲気になっています。パーコンでは、契約更新の時期のパートさんのストレス、パワハラ、格差などの声を掴むことができ、経営側との交渉に活かしてきました。19春闘も多くのなかまとともに要求をつくり、奮闘したいと頑張っています。