現代経済学習会 「経済」8月号「武力によらない安全保障は可能だ-東アジア情勢と日本の対応」を学習


8月20日(火)「現代経済学習会」を「アイセル21」で開き「武力によらない安全保障は可能だ」を読み合わせ、意見交換を行いました。

 討論では「論文の中で中国と台湾の問題が扱われていないのは何故か」「問題の平和的な解決は必要だが、国と国との問題ではないからでは」「米朝ハノイ会談が失敗した原因として、『アメリカがそれまで容認していた段階的に進む方式を『ビック・ディール方式』に変更した事が言われているが、それは何故か」「アメリカの政策が一貫していない事が上げられるのではないか。トランプ大統領も『スモール・デイールが起こりうる』との発現も紹介されているので、戦争ではなく話し合いで朝鮮半島の非核化を進める事が重要だと思う」「安倍政権を倒し『野党連合政権』を作る事が、憲法9条の精神を生かした日本の安全保障政策を進めていくためにも必要だと思うが、政策的な合意は可能だろうか」「北朝鮮との問題では、日本と北朝鮮との正式な合意である『平壌宣言』の実行や『六カ国協議』の再開などを上げる事ができるのではないか」「憲法九条を生かした安全保障政策を実現する。そのため共産党の提言している『北東アジア平和協力構想』の実現が必要だと思う、合わせて日本の侵略戦争の真の反省が必要だと思う」などの意見が出ました。

◆次回は、9月17日(火)午後6時30分~8時30分。会場は、「アイセル21」第12集会室。内容は、「生産性の低迷とは何を意味するのか」読み合わせと討論。持ち物は、『経済』誌2019年9月号。