『経済』6月号 「消費税は社会保障に使われているか」学習する


6月19日(火)「現代経済学習会」を「アイセル21」で開き「消費税は社会保障に使われているか」を読み合わせと意見交換を行いました。
討論では「消費税は、一般財源でありそれをあたかも社会保障に使っていると言って消費税の増税を国民に訴えている。とんでもないペテンだ」「消費税は最も不公平な税制であり、その増税の理由に福祉に使うなどと言っている。応能負担原則に立って、所得税や法人税の増税こそが必要ではないか」「安倍内閣は、消費税率を10%にして、増税した5兆円の内4兆円は借金返済に使うと言っているが、これはあたかも消費税が福祉目的税である事を前提に話しを作っている。とんでもない事だ」「3千億円を子育て支援に使うと言うが福祉の民営化、『自助・共助・公助』も同時に進んでいるのではないか」「例えば、静岡市でも保育の分野でも公的な責任が後退し、こども園の民営化などが行われている」「憲法の24条の実現、生存権保障を求める運動必要で、財源問題に引き込まれる事は、大変危険だ」「イギリスなどは消費税率が高いが、食料品など生活必需品には消費税は0%である。安倍内閣は、軽減税率と言っているがそれは8%で、軽減と言うなら0%にと要求して行く事が必要ではないか」など意見が出ました。◇次回は、7月12日(火)午後6時30分より。会場、「アイセル21」第12集会室。内容、「沖縄における基地関連『経済効果』の検証」読み合わせと討論。持ち物、『経済』7月号

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