『経済』7月号 「沖縄における基地関連『経済効果』の検証」を読み合わせ、意見交換をする


7月17日(火)「現代経済学習会」を「アイセル21」で開き「沖縄における基地関連『経済効果』の検証」を読み合わせ意見交換を行いました。
討論では「こんかいの『検証』は沖縄からの全基地撤去と同時に政府からの全補助金撤廃も検証の対象としている。以前テレビで沖縄復帰の時に復帰ではなく、『独立』も選択肢の一つとしてアメリカから提起されていた。と知ったが、今回の『検証』の中で『ヤマト(日本)政府からの全補助金を撤廃』という表現が使われている事で、沖縄では日本から独立したいという気持ちが根底にあるのだと思った」「歴史的に見て、沖縄は強制的に日本に編入された経過(琉球処分)がありその気持ちは、沖縄の歴史と現状の中で改めて生まれているのではないか」「今回の『検証』を読んで、『基地経済への依存』が過去の事であり、逆に基地がある事で、沖縄経済発展の『重石』となっているとの指摘は、米軍基地撤廃の重要性が経済の面から見てもハッキリしたのでいないか」「今回の『検証』は、『直近の統計データを使用して再推計』した数値が使用されている。その内容は信頼できるものではないかと思う。また3割が県外受取となっている。沖縄の中での経済循環を作る事も課題の一つではないか」など意見が出ました。
◇次回は、8月21日(火)午後6時30分より。会場は、「アイセル21」第12集会室。内容は、「『一帯一路』構想と現段階の課題」の読み合わせ、討論。持ち物は、『経済』8月号。

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