地方議会への浸透・「草の根」運動の展開 危険な日本会議 重要な一斉地方選挙


静岡支部『学習の友』学習会が12月19日に開かれました。

 

今回は、三つの読合せ記事の内「地方議会で活動する日本会議系の右翼議員」(俵義文)を紹介します。第4次安倍内閣も9条改憲に向け暴走する極右政権で、これを支えるのが日本会議国会議員懇談会、神道政治連盟国会議員懇談会等に所属する極右政治家の大臣などの自民党役員だとします。そして、民間で支えるのが日本会議です。日本会議は全都道府県に本部を持ち全国各地に支部を設立します。支部は全国に258あり、地方政治に影響を与えているのが、日本会議地方議員連盟(地方議連)に所属する議員です。現在全国に筆者推測で1800~2000人だと言います。都道府県議会で地方議連議員が占める割合は、山口70%、山形・茨木・愛媛60%超、40%超に静岡が入っています。40%以上が18府県、事実上議会がジャックされていると指摘します。一例で、東京都中野区議会の区立小・中学校で毎日国旗を掲揚せよと日本会議からの請願があり結果として通り、翌年から実施されました。日本会議は、改憲に賛同する1000万署名の達成、「国民投票連絡会議」の設置、女子が集まる「憲法おしゃべりカフェ」など「草の根」活動を展開」しています。一斉地方選では、こうした地方議連議員を落選させることは、日本の将来にとって大事な選挙だといえます。こうした動きについての学習をよびかけますと結んでいます。

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