『経済』1月号の「『米国第一主義』が揺るがす世界経済」を読み合わせ学習する


1月15日(火)「現代経済学習会」を「アイセル21」で開き「座談会=『米国第一主義』が揺るがす世界経済」を読み合わせ、意見交換を行いました。
討論では、「報告の中で『トランプ大統領の誕生は、世界経済に対してそれらを見直し、改善する機会を提供することにもなります』と言っているが、多国籍企業化した大企業が自国の社会的責任を果たさせるために、どの様な政策が必要なのか」「地域経済を循環型に改革していく事などが提案されている。その中で雇用の場を提供するなど大企業の役割も当然あるのではないか」「報告の中で『ハイテク産業を軸とした株価高騰が資産効果を刺激して個人消費主導の景気回復をもたらす』と言っているが、日本では株価高騰は個人消費主導の景気回復となっていないがアメリカでは何故こうなるのか」「アメリカ国民は自分の資産を貯蓄ではなく、株などの形で保有しているので、株価高騰が個人の資産を増やし、それが消費拡大につながっているのではないか」「報告の中で『イギリス・アメリカで新保守主義が開始され』たと言っているがこの新保守主義とは何か」「いわゆる新自由主義的改革の事で、当初は市場重視の小さな政府、自由化・民営化・規制緩和政策の事をこのような名称で呼んでいたのではないか」など意見が出ました。
次回は、2月19日(火)午後6時30分より。会場は、「アイセル21」第12集会室。内容は、「官製バブルが拡大する格差とリスク」の読み合わせと討論。持ち物は、『経済』2月号

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