「日本と世界の近現代史」第13回学習会・夜の部開く 第2章「日本資本主義発達史の165年を年表でみる」、日本資本主義発達史の年表をつくる。「戦前の日本資本主義」の特徴を学ぶ。


第13回学習会・夜の部を3月13日に開き「『資本論』を読むための年表」の第2章「日本資本主義発達史の165年を年表でみる」の日本資本主義発達史の年表をつくる、「戦前の日本資本主義」の特徴を読み合わせ、意見交換を行いました。

 意見交換では、「65ページの日本帝国主義の侵略戦争と植民地支配で、マルクスの本源的蓄積の部分を紹介しながら、日本について『戦前の日本資本主義の場合は、単に『本源的蓄積』の時代だけでなく、産業革命から産業資本の資本蓄積、独占資本への転化、帝国主義への発展の全期間にわたって、国内の勤労者・国民だけでなく近隣諸国民への『恥知らずな侵略と抑圧、搾取と収奪』の限りをつくして急膨張してきたのでした』との指摘に驚くと共に、日本の資本主義を戦前と戦後に分けて理解するのではなく165年を通じて理解するとの指摘から、今日の日本主義の国民に対する過酷な搾取強化歴史的背景を掴んだ気持ちだ」「日本の対外侵略は、明治維新直後から一貫して行われている。福沢諭吉も日清戦争を支持しており『脱亜論』を唱えていた。朝鮮への侵略とその後の併合について、日本の支配層は今日も真に反省しておらず、逆に韓国への憎悪をマスコミや教育を利用して振りまいている。今日の日本社会を理解するには、戦前と戦後を一体のものとして理解し解明する事が重要だと思う」「ドイツは過去の侵略への反省を今でも行っている。日本とは違うと思う」など意見が出ました。

◆次回は、4月10日(金)午後6時30分~8時30分。会場は、「アイセル21」第12集会室。内容は、第2章2、敗戦から「戦後改革」へ~8、「日本資本主義は「第三の歴史的変革期」に入っている。まで。持ち物は、「『資本論』を読むための年表」です。

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