第17回「日本と世界の近現代史」学習会 第3章20世紀末~21世紀初頭の資本主義」世界の5、日本の章を学習する


 静岡市社会科学学習会は、第17回学習会・夜の部を9月11日に開き「『資本論』を読むための年表」の「第3章20世紀末~21世紀初頭の資本主義」世界の5、日本の章」を読み合わせ、意見交換を行いました。この学習会は、8月に計画していましたが諸事情で11日に行いました。

 意見交換では「テキストで『世界史的に見て、資本主義体制の客観的矛盾が深まっているにもかかわらず延命している理由を考えて見ると』として3点上げているが、その中に『変革主体の未形成ー理論・イデオロギー的な立ち遅れ』と言っているが、現在未来社会を切り拓く、社会主義社会をめざす勢力が見えなくなっている。この事が変革主体の未形成と言われる内容ではないか」「日本はあまりにも資本の論理むき出しになっている。ヨーロッパなどは労働者や市民に資本を規制する力がある。労働環境、社会福祉、環境問題、女性の社会への進出などで進んでいる」「日本でも以前は『小さな政府』の立場を取っていた主要野党が『新自由主義』の立場かからの転換があり、民主的な野党政権への展望も開かれつつあると思う。この力を強めていく事が『変革主体』形成に繋がるのでは」「変革主体をどの様に見るか、いろいろな見方があるがテキストの中では『変革主体の未形成ー理論・イデオロギー的な立ち遅れ』とある。この理論・イデオロギー的な立ち遅れでは、著者は別の所で『20世紀後半から21世紀へかけて急速に変貌をとげつつある現代資本主義の分析が不可欠です。世界的な『資本主義の危機』の深まりは、こうした理論的課題が急務となっていねことをあらためて示しています。『資本論』にもとづく現代資本主義の研究は、ますます時代の課題』と言っている。『資本論』の学習が必要になっている」「若い人は、8年間安倍政権の下で生活し、安倍政権以外の政治を知らない。この人たちに市民の要求を実現する政権の姿を具体的に示していく事が必要ではないか」「女性は、20世紀から21世紀にかけて変わってきていると思う。環境問題に積極的に取り組む若い女性、性犯罪に反対する若い女性の取り組みなど以前にはなかった運動が起きている」など意見が出ました。

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