第3回・読み合わせ形式『資本論』学習会開く


img_0237「静岡市社会科学・学習会」は12月8日(木)の午後6時30分から第3回目の『資本論』学習会を開き9名が参加しました。
内容は、第3版へ、編集者の序言〔英語版への〕、第4版へのところで、約50分で読み合わせを行いました。
ポイント説明の後討論となり、マルクス死後の1872年に「カール・マルクスはどのように引用するか」という匿名のマルクス攻撃の論文が発表され、それに対するマルクスの娘であるエリナー・マルクスをはじめとした反論が行われた事などが討論となり、若干分かりにくいところもありましたが結論として攻撃した論文の内容が間違いであった事が明らかになった。事などを話し合いました。
また、日本の江戸時代には分業が発展していたこと。当時の浮世絵などが分業体制で作られていた事。社会変革にはその運動の主体をつくりる事が重要な事。当時のイギリスは「急速に発達している外国の産業はどこにおいてもイギリスの産業を脅かしている」事。また「生産力は幾何級数的に増大するのに、市場の拡大はせいぜい算術級数的にしか進まない」ことなど資本主義の経済矛盾の事が語られている事などいろいろな事柄を話し合いました。
◇次回は、12月22日(木)午後6時30分より、「アイセル21」第12集会室にて、内容はいよいよ『資本論』本文に入り、第一篇、第一章、第一節の「商品の二つの要因-使用価値と価値」です。ぜひご参加ください。

コメントは受け付けていません。