『資本論』学習会、第4節「商品の物神的性格とその秘密」学ぶ


IMG_02763月9日(木)午後6時30分から第9回『資本論』学習会を7名の参加で開きました。(上の写真)第4節「商品の物神的性格とその秘密」の部分を読み合わせをし、多田さんのポイント説明の後、討論に入りました。
討論の中では、「商品の物神的性格」とは何を具体的に言っているのか。「その脚で床に立つだけでなく、他のすべての商品にたいしては頭で立ち、そしてその木の頭から、テーブルがひとりでに踊りだす場合よりもはるかに奇妙な妄想を展開する。」これはどの様な意味か。など疑問が出されました。
「物神崇拝は、資本主義社会で人間の労働が疎外される具体的な現れではないか。」「中世のヨーロッパでは呪術が流行してした。マルクスはそれを利用してこのような言い方をしたのではないか。」「商品の謎的性格については、本文123ページのその事の要点が書かれているのではないか。」などの意見も出され討論しました。
次回は、午4月13日(木)午後6時30分から8時30分まで、内容は「第2章 交換過程」です。会場は「アイセル21」第12集会室。テキストは資本論第1部(新日本新書版『資本論』第一分冊)です。ぜひご参加下さい。

コメントは受け付けていません。