『資本論』第1部、第4章、第1節「資本の一般的定式」を読み合わせ学習


6月22日(木)第15回『資本論』学習会を開き8名が参加しました。今日から新日本新書版の第2分冊に入りました。内容は第1節の「資本の一般的定式」です。
本文読み合わせとポイント説明の後、意見交換に入りました。「GーWーGなどの上に循環、形態と書かれているがこの意味は何か」「『もし110ポンドスターリングが貨幣として支出されるとすれば、それは自分の役割を捨てることになるであろう。それは資本家であることをやめるであろう』の部分で支出という言葉は、資本の再投資ではなく、単なる貨幣史支出の事を言っている」「『絶対的な致富衝動、この熱情的な価値追求は資本家と貨幣者とに共通であるが、しかし、貨幣蓄蔵者は狂気の沙汰の資本家でしかないのに、資本家は合理的な貨幣蓄蔵者である』とはどの様な意味か」「今日の学習範囲で『資本論』で初めて剰余価値、資本家という言葉が出てきてその意味合いも説明されている。今日の学習は大事な部分ではないか」などの意見がだされ討議しました。最後にポイント説明を分担していた渡辺さんが事情により今日が最後となりました。長い間お疲れ様でした。
◇次回は、7月13日(木)午後6時30分より、「アイセル21」第12集会室、内容は第4章、第2節「一般的定式の諸矛盾」の読み合わせと意見交換です。ぜひご参加ください。

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