『経済』2月号、「岐路に立つ日本経済『アベノミクス5年』、大胆な政策展開を」を学習する


2月20日(火)「現代経済学習会」を「アイセル21」にて開き『経済』21月号掲載座談会「岐路に立つ日本経済『アベノミクス5年』、大胆な政策展開を」を読み合わせ討論しました。
討論では「『第一次所得が増大し、貿易収支との逆転が生じます』と言っているが第一次所得とは」「対外金融債権・債務から生じる利子・配当金等からの所得の事ではないか」「『日銀の国債買入れの限界がくる』と言っているがこの限界とは何か」「日銀が買い入れを続けるには民間金融機関が保有の長期国債を売らなければならないが、全て放出するとは考えにくく、買い入れの限界が近づいている事ではないか」「報告の中で、黒田日銀総裁が辞める可能性がある事などを言っているが、どの様に見たら良いのか」「安倍政権が続く限り黒田氏はやめることがないのでは」「金融緩和と財政政策の『出口』戦略と言っているがどの様なとか」「安倍政権が続く限り現在の金利政策と国債の買入は続けるのではないか」「現在の経済・財政・労働政策など全体の転換が必要ではないか。異常な軍拡路線の停止、法人税の増税、人間らしく働くルールの確立、最低賃金の引き上げなど、真の経済循環構造を作る事、その中で出口戦略も出てくる」など意見が出ました。
◆次回は、3月20日(火)午後6時30分より、会場は、「アイセル21」第12集会室、内容は、『経済』3月号「終活期の安倍政権をめぐる攻防の新局面」(二宮厚美)の読み合わせと討論。持ち物は、『経済』3月号です。

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