『資本論』学習会、第4篇「相対的剰余価値の生産」第11章「協業」を学習する


3月22日(木)「アイセル21」にて『資本論』学習会を開きました。第11章を読み合わせ、準備したレジュメでポイント説明を行い討論に入りました。
討論では、「単純協業と分業違いは何か」「単純協業は、本文で例として上げているレンガ運びので、同質の労働を協力して行う事、分業はアダム・スミスが例として上げているピンの生産で各自の労働の内容が質的ら違う協業の事ではないか」「本文で『彼の類的能力を発展させる』と言っているがこれは何か」「人類が獲得した能力の事で、不破さんが理論教室で言っている『労働者が集団的な力が発展する』事ではないか」「本文で『協業によって展開される労働の社会的生産力…この変化は、自然発生的に生じる』と言っているこの『自然発生的』とは何か」「協業は、労働者の協業がある一定の人数を超えると、資本主義的な生産過程となるが、それは最初は目的意識的な事ではなく、文字通り自然発生的に生じた事ではなかったのではないか」「協業は、資本主義的生産様式の基本形態とあるか、この意味は」「資本家が労働者を協業させる事により生産力を増大させ、剰余価値生産の増進を達成する手段とした事ではないか」などと話合いました。
◇次回は、4月12日(木)午後6時30分より、会場は、「アイセル21」第12集会室、内容は、第4篇、第12章「分業とマニュファクチュア」、第1節、第2節、第3節です。持ち物は。新日本新書版『資本論』第3分冊です。

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