日本破滅への道 「アベノミクス」は「アベノリスク」


静岡支部は、6月12日学習の友を使っての学習会を開きました。

2013-06

今回は4名で6月号を読み合わせ学習を行いました。

始めに「日本を破滅させる「アベノミクス」今宮謙二氏の記事を読み合わせました。

「アベノミクス」とは、安倍政権が掲げる経済政策のことです。「アベノミクス」の内容

は三本の矢といわれています。第一の矢・大幅な金融緩和政策 第二の矢・財政

支出の増額 第三の矢・成長戦略=大企業中心の経済政策です。この政策の中で

大きく変わったのは、株価上昇と円安でした。それをうけて景気もよくなりつつあると

の見方も増えました。しかし、実態は投機マネーの利益拡大となるだけで、日本経

済は逆に不安定化していると指摘します。「アベノミクス」はこれまで自民党政権が

行い失敗した経済政策を繰り返しているにすぎません。大企業の利益がでる条件を

つくれば、労働者の賃金も上がると説明していますが、過去のデータ(折れ線グラフ)

はそれを否定しています。「アベノミクス」は大企業支配体制強化をねらい、更に二

本の矢を用意しています。消費税増税と社会保障費の切捨てです。この政策の

結末は大失敗となり、日本は破滅への道をたどるであろうとしています。

討論では、第一の矢の内容で「日銀が民間銀行の保有している国債」などを「

買い入れ、その代金を民間銀行が日銀に預けている当座預金にふりこむ」ことで

通貨供給する仕組みを詳しく見ていきました。

次回学習会は次のとおりです。7月号を持って

どなたでもお気軽にご参加ください。

● 日時  7月10日(水) 午後7時から

● 場所  静岡県評会議室  なお8月は8月7日(第一水曜日)を予定しています