日本破滅への道 「アベノミクス」は「アベノリスク」
- 2013年06月16日
- 「学習の友」学習会
静岡支部は、6月12日学習の友を使っての学習会を開きました。
今回は4名で6月号を読み合わせ学習を行いました。
始めに「日本を破滅させる「アベノミクス」今宮謙二氏の記事を読み合わせました。
「アベノミクス」とは、安倍政権が掲げる経済政策のことです。「アベノミクス」の内容
は三本の矢といわれています。第一の矢・大幅な金融緩和政策 第二の矢・財政
支出の増額 第三の矢・成長戦略=大企業中心の経済政策です。この政策の中で
大きく変わったのは、株価上昇と円安でした。それをうけて景気もよくなりつつあると
の見方も増えました。しかし、実態は投機マネーの利益拡大となるだけで、日本経
済は逆に不安定化していると指摘します。「アベノミクス」はこれまで自民党政権が
行い失敗した経済政策を繰り返しているにすぎません。大企業の利益がでる条件を
つくれば、労働者の賃金も上がると説明していますが、過去のデータ(折れ線グラフ)
はそれを否定しています。「アベノミクス」は大企業支配体制強化をねらい、更に二
本の矢を用意しています。消費税増税と社会保障費の切捨てです。この政策の
結末は大失敗となり、日本は破滅への道をたどるであろうとしています。
討論では、第一の矢の内容で「日銀が民間銀行の保有している国債」などを「
買い入れ、その代金を民間銀行が日銀に預けている当座預金にふりこむ」ことで
通貨供給する仕組みを詳しく見ていきました。
次回学習会は次のとおりです。7月号を持って
どなたでもお気軽にご参加ください。
● 日時 7月10日(水) 午後7時から
● 場所 静岡県評会議室 なお8月は8月7日(第一水曜日)を予定しています