第8回『資本論』学習会を開き、価値形態論を学習しました。


IMG_02512月23日(木)第8回目の『資本論』学習会を開き、第3節のB全体的な、または展開された価値形態、C一般的価値形態、D貨幣形態のところを学習しました。学習会には7名が参加し、読み合わせとポイント説明の後に討論に入りました。(上の写真)
討論の中で「相対的価値形態の発展の程度には等価形態の発展の程度が対応する。しかし、しかもこれは十分注意すべきことであるが」と書いてあるがこの「注意すべきこと」とは何か。「価値形態一般が発展するのと同じ程度で、その両極である相対的価値形態と等価形態との対立もまた発展する」とは。「全体的な、または展開された価値形態の欠陥の所で3点上げているが具体的にどの様な事か」「展開された相対的価値形態の欠陥は、それに対応する等価形態に反映する」とは。「一般的等価形態が金に癒着する」とあるが、なぜ銀ではないか。「商品Aが他のあれこれの商品種類にたいして価値関係にはいるのに従って、…商品Aの個別的価値表現は、商品Aのさまざまな簡単な価値表現の絶えず延長可能な列に転化する」は弁証法一つの法則を示している。など質問、意見が出て時間まで討論しました。最後に、出された疑問は十分解明されたわけではありませんでしたが、引き続き学習を進め、理解する努力をしていく事を確認しました。
次回は3月9日(木)午後6時30分より8時30分まで、会場は「アイセル21」第42集会室、内容は第4節「商品の物神的性格とその秘密」です。ぜひご参加ください。