現代経済学習会、「国保の都道府県単位化でどうなる?」と「介護保険制度の改編と介護保障」を学ぶ


10月17日(火)「現代経済学習会」を「アイセル21」にて開き『経済』10月号掲載「国保の都道府県単位化でどうなる?」と「介護保険制度の改編と介護保障」を読み合わせ討論しました。
討論では「国保の都道府県化にあたり、法定外繰入が段階的に解消され、国保料が大幅に引き上げられる恐れがある」「静岡市の平成28年度国保会計では、法定外繰入が3億2千万円だいが、27年度は12億2千万円の予算であり、1/4に減らされている。」「国の医療費削減の目的のため県単位化を進める事は許せない」「介護事業所で働いている人は、良心的に入所者が自立して生活できるようにと熱心に仕事をしているが、その事が結果的に政府の介護費用の削減に利用されている面がある」「事業所で働く人は、介護の財政が大変との思いがあり、なかなか給与の引き上げなどを言えない」「人の役に立ちたいなどの思いを上手く利用し、介護費用の削減を進めるなど許せない」「介護保険とはどの様な制度で、その会計の姿を全体として理解していく事など、物事を根本から掴み理解する事が大事ではないか」などの意見が出されました。
最後に介護や国保の制度を良くしていくためにも残された期間、選挙活動でも頑張ろうと話し合いました。
◇次回は、11月21(火)午後6時30分より、会場は、「アイセル21」第12集会室、内容は、「新自由主義国家の強権性と社会統合」を読み合わせ討論、持ち物は、『経済』11月号です。