ウソで固めた安倍ラッパの音色とは! 18年国民春闘は生活を守る特別な春闘に


静岡支部『学習の友』学習会

今回は、特集「安倍政権5年間の経済政策を問う」を中心に読合せました。まず目で見る学習の3点「アベノミクスの成果は本当か?」「押し下げられるミスマッチ」をやりました。これらの政策のどの結果も、労働者・国民に犠牲を強いるものでした。                             次に、牧野富夫労働総研顧問の「安倍政権が誘う『天国と地獄』―アベノミクスの2つの顔」をやりました。この5年間で「実質賃金が50万円も」下が」った一方、「ワーキングプアといわれる働く貧困層は約43万人も増え」たと指摘します。「同じ時期に、日本の富豪40人の平均保有資産は4000億円へと倍増(対12年比)」。これがアベノミクスの「正反対の2つの顔」と述べています。そして「18国民春闘」で「怒りをぶつけ」「不正義を正し、人間らしい労働と生活を実現し」ようと訴えます。そして安倍政権の「働き方改革」の2つのウソについて解明しています。一つは、階級間の貧富の差の縮小を図る「富の再配分政策」などは、棚上げにし「格差拡大を温存しています。」もう一つは同一労働同一賃金の本来のあり方をねじ曲げています。」対象を企業内の正規と非正規の「賃金差の『解消』だけに狭め」、正規の賃下げを図るものだと、指摘します。「これが『ウソで固めた安倍ラッパ』の音色」と強く非難しています。