「現代経済学習会」 経済4月号「AI『合理化』と人口減少社会」を学ぶ


4月17日(火)「現代経済学習会」を「アイセル21」で開き「AI『合理化』と人口減少社会」を読み会わせと意見交換を行いました。
討論では「メガ3銀行のリストラ計画が書かれているが、清水では『みずほ』はすでに撤退し『三菱東京UFJ』も3月で撤退した。メガバンクの清水支店は無い状況だ」「本文で『日立製作所大みか事業所』のAI『合理化』の状況が紹介されているが、日本の電気産業はどの様な事業見通しでこのような合理化を進めているのか」「アジアやアフリカなどにインフラ輸出をしているが、その事業自体の採算性が疑問視されている。アメリカの対中国政策のお先棒を担っているのではないか。赤字が出れば最終的には、国民の税金が投入される危険性がある」「『小括』で、2030年には約79万人のICT関連の人材不足が生ずると言っているが、この不足は人材育成ではなく外国人労働者で補うのではないか」「AI『合理化』で資本主義の矛盾が深まるが、変革の展望は何処にあるのか」「矛盾が深まっても自動的な体制変革はない。資本の内と外の労働者が団結し資本と闘う体制を作る事が出来れば変革の展望が見えてくるのではないか。そのためにもこのような学習が必要ではないか」など意見が出ました。
◇次回は、5月15日(火)18時30分より、会場は、「アイセル21」第12集会室、内容は、「革命家マルクスと経済学のすすめ」(石川康宏)の読み合わせと討論。持ち物は、『経済』5月号です。