自衛隊は今でも世界有数の軍事力!! 改憲勢力は軍隊化と軍拡を目論む


静岡支部『学習の友』学習会(8/29)

今回は「いよいよ重要さが増す9条の戦争抑止力」(山田朗明治大学教授)他を読合せしました。日本国憲法第9条第2項は戦力の不保持を規定している。そこで政府は、自衛隊は軍隊ではないと主張します。予算と装備の面から、世界の中での自衛隊のランキングを確認した上で、それでも9条が生きていること、改憲・自衛隊の「軍隊」化の動きに注意すべきことを述べるとします。日本の軍事費(防衛費)は5兆1911億円(2018年)歳出の5.3%名目GDPの0.92%です。世界各国は2016年度ランキング①米国6110億ドル・・⑧日本461億ドル 冷戦終結後95年~2003年までは世界第2位であった。2015年以降8位。海軍力(戦艦トン数2016年)では、日本は6位(海上自衛隊47.9万トン)。空軍力(作戦機数)は12位(航空自衛隊400機)と推定される。陸軍力は日本はランキング外(陸上自衛隊14万人)ですが、海軍力と同様これもヨーロッパ諸国と比べると多いのです。陸軍兵力量はアジア諸国が上位で、いまだに冷戦構造が崩壊していない感がある。世界有数の「軍隊」である自衛隊だが、9条の制約はある。「自衛」のための「戦力」とし、海を越えた攻撃力を持たない戦闘地域に投入しないとしてきた。私たちは今推し進められる軍隊化・軍拡の動きをチェックし、軍拡と緊張拡大の出発点とさせないことが必要があります。

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