『資本論』学習会 第13章、第8節「大工業によるマニュファクチャ、手工業、家内労働の変革」a、b、c、dを学習


9月27日(木)「アイセル21」にて『資本論』学習会を開きました。第13章の第8節読み合わせとポイント説明を行い討論に入りました。
討論では「aでは、機械は手工業とマニュファクチャを壊した事を、bでは、機械経営によって、手工業とマニュファクチャが変革され、その下で労働者の搾取が非常に厳しくなっている事を明らかにしていると思う」「1861年17歳から24歳までのレース製造業女工で患者は686人でその内8人中一人が肺結核であるとしているが、1852年は45人中1でその割合は6倍となっている」「本文で『肺結核の率におけるこの増加は、もっとも楽天主義的な進歩論者およびでたらめをしゃべりまくるドイツの自由貿易行商人にとっては、満足であるに違いない』と言っているが」「機械経営の下での生産の増加、それによって利益を上げている資本家は、機械経営の下で激しい搾取に苦しめられている労働者の事などは、全く眼中にない事を言っている」「本文で『労働者家族の家を前提とする古い型の家内工業とは』と言っているが、今まで家内労働について書かれているところは」「第8章、第7節『標準労働日獲得のための闘争』の中で家内労働について書かれている」など話合いました。
次回は、10月11日(木)午後6時30分より、会場は、「アイセル21」第12集会室、内容は、第8節「大工業によるマニュファクチャ、手工業、家内労働の変革」e。持ち物は、新日本新書版『資本論』第3分冊。

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