『経済』12月号の「AIと資本主義の未来」「人工知能と人間の共生に求められるもの」を学習する


12月18日(火)「現代経済学習会」を「アイセル21」で開き「AIと資本主義の未来」と「人工知能と人間の共生に求められるも」を読み合わせ、意見交換を行いました。
討論では、「資本主義の下では、『AIとロボットによって駆逐されつつある残された賃金労働者に人々が殺到する』と行っているが、具体的にはどの様な事か」「『日本におけるコンピューター化と仕事の未来』では、被雇用者全体の49%が高い自動化リスクにさらされている。と言っている。この分野の労働者が自動化の可能性が低い職種に移動すると言う事ではないか」「若い労働者の多くは、サービス分野に就職している。この分野にAIやロボットが入り雇用を奪う事になれば、『次はどのような産業が雇用を吸収するのか、資本主義は答えを見つけていない』と言っているが深刻な事になるのでは」「資本主義という特殊な生産関係が社会の生産力発展の制限、桎梏となるというマルクスの命題がよみがえる』と指摘し『機械と労働者の競争が激化し、人口の大多数である賃金労働者は世代的再生産が不可能となる』このような事態は、まさに資本主義と人間社会との矛盾が明確となり、社会的な変革へと人々を向かわせる事になる」など意見が出ました。
次回は、日時は、1月15日(火)午後6時30分~8時30分。会場は、「アイセル21」第12集会室、内容は、座談会=「米国第一主義」が揺るがす世界経済」読み合わせ討論。持ち物は、『経済』2019年1月号。

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