「日本近現代史を読む」第13回学習会・夜の部、開く。第23章と第24章を読み合わせと討論をする


「日本近現代史を読む」第13回学習会・夜の部を25日に開き6名が参加、第23章「激動するアジアと世界」第24章「21世紀を展望してー歴史の現段階」を読み合わせ、意見交換を行いました。

 意見交換では、「219ページに『労働者派遣法』の改悪により、非正規労働者が急増していると言っている。当時職業安定所は、職を求める労働者が『派遣でも良いのでとにかく生活のために就職したい』との声もあり、政府は『派遣を求める声もある』などと言って派遣法を変え、派遣業務を拡大して行ったが、企業の方も派遣労働者しか募集しなくなった。再び派遣法を正し正規雇用が当然の働き方にして行かなければならない」「213ページに『非正規雇用が急増し、国民の社会保障や税負担が強まっていきます』と書いてあるが、これはどの様な事か」「非正規として雇用されている労働者の賃金は非常に低くなっている。それにより消費税の負担は重く、また住民税は一律であり、所得の低い人に重くなつている。また派遣労働者などが加入している医療保険である国保料も健康保険や共済組合などと比較すると保険料は高い」「201ページに『国際政治における植民地支配は基本的に終わりをつげた』と言っているがこの意味は」「アメリカがベトナムに行った武力による支配は、米国の軍事的敗北で、基本的には出来なくなった事を言っている」など意見が出ました。

◇次回は、新しい学習会を行います。日時は、2月8日(金)午後6時30分~8時30分。会 場は、「アイセル21」第42集会室。内容は、「明治維新の変革と資本主義の形成」の読み合わせと意見交換。持ち物は、2018年『経済』11月号です。

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