わくわく組織拡大に挑戦しよう!要求実現時の『ビジョン』を示すことが大切


静岡市『学習の友』学習会(4月15日開催)

 今回は4月号の5ページ「組織拡大・強化の秘訣―当事者を組織化して要求実現へ―」黒澤幸一全労連事務局次長の記事を読合せました。黒澤氏は、「         組織拡大の秘訣」として、「(仲間をつくるためには)『目標』を掲げるのではなく、『ビジョン』を掲げることです。『ビジョン』とは、その組織や人が実現したい『理想の姿』『理想のイメージ』です。目標を掲げても人はついてきませんが、ビジョンを共有できた人は、やってみようとなる。」とする、精神科医・樺沢紫苑著の本の内容を紹介します。労組の組織拡大では、大幅賃上げ目標から、それを「実現した後の生活」つまり「ビジョン(理想のイメージ)」が「絵」として共有できること、そして、その実現までの文脈(戦略)が読み取れたとき、労組に入ってみようかなと思えると言います。今考える組織拡大の秘訣の一つは、当事者をその気にさせる組織拡大の取り組みです。「身近な要求」から「ビジョン」と「実現への戦略」の共有が大切です。ターゲットの当事者に成功体験を語ることも必要です。もう一つの秘訣は、「攻撃は組織拡大のチャンスと思え」です。不利益変更を言い出す使用者があれば、未組織の当事者に何人かでも労組に入ってもらい、当事者に成功体験させることが秘訣。何か仕掛けたら組合員が増える、攻撃抑制と労組拡大につながるわけです。わくわく組織拡大に挑戦を‼

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