「日本と世界の近現代史」第14回学習会・夜の部開く「『戦後改革』へ」~「日本資本主義は『第三の歴史的変革期』に入っている」を学ぶ


第14回学習会・夜の部を6月12日に開きました。コロナ感染上から二ヶ月ぶりの学習会となりました。「『資本論』を読むための年表」の「『戦後改革』へ」~「日本資本主義は『第三の歴史的変革期』に入っている」についてを読み合わせ、意見交換を行いました。

 意見交換では、「テキストの『国民の闘いこそが、社会発展の基本動因』の中で新潟県の木崎村の小作争議をはじめ1930年代に小作争議が激化した事が紹介されている。この事は良く知らなかった。また、今日の学習部分全体から、国民の闘いが社会を発展されていく事、その事が日本の戦前と戦後の歴史的分析の中でハッキリと示されている事を改めて感じた」「テキストで『戦後史のなかでの沖縄』を読んで、自分はあまり沖縄の問題は知らなかったが、今日の学習の中で改めて沖縄問題に関心を持つようになった」「テキストの中で今『日本資本主義は第三の歴史的変革期に入っている』との指摘がある。このテキストは三年前の本だが、コロナ危機を迎えた日本と世界はまさに大きな社会変革を必要としている歴史的な時期ではないかと思う。その思いを多くの人が共有できると思う」「『日本資本主義の経済的矛盾は、幾重にも層をなして重なっている』として165年を4つの層に分けて矛盾を指摘している。歴史問題、安保問題、財政問題など様々な矛盾が紹介されている。このような見方を初めて知った」など意見が出ました。

◆次回は、日時、7月10日(金)午後6時30分~8時30分。会場「アイセル21」第42集会室。内容、第3章「20世紀~21世紀初頭の資本主義」の日本の部分。持ち物、「『資本論』を読むための年表」。

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