会社の支払能力論とたたかう労働者は搾取論を学ぶことが必要だ‼


2月10日、静岡市内で「学習の友」学習会を開催しました。

2月の「友」学習会は、勤通大・基礎理論コース関連の「春闘のなかに、搾取論の学びを」(江口健志労教協常任理事・勤通大講師)を読合せました。討論では「労働組合運動は労働条件・生活改善が共通した意義だ。それだけでは制度は変わらない、そこで搾取の理論を学んで資本主義体制そのものの変革の主体になるための学習する意義があるという内容と思うが、何かスッキリしない。」「価値以下に下げられている賃金を上げる春闘要求は、正当な要求だと言えるのは、(支払能力論と理論的にたたかっていくには)また、会社の儲け・内部留保はそもそも労働者がつくっているのだと確信をもつためには、搾取論り学ぶのが大事だと言っていると思う。」「労働者の一般的意識は、会社と対立をしっかしている意識は自然発生的には生じない。会社があって自分が普通。搾取の理論は利害が対立していることを明らかにする。そこに大きな意味がある。それがないと会社の言っていることに負けちゃう。意識としては対立をしっかり持っていることが大切と筆者は言いたいのではないか。」との意見があり、疑問も解消しました。また、「グローバリズムは搾取強化の重大な契機でした。」という指摘に、各職場、労働側の変化の実態を知りたいとの質問がありました。1990年代から起こった職場・労働側の変化について出し合いました。

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