病院労組での「労働組合コース」学習会


労組執行部のメンバー3名が受講している。学習会は、今回で5回目。

組合事務所での学習会は、5月末にスタートした。一回目はお互いの自己紹介の後、報告をチューターの長坂が行った。これからの日程説明とこれからの進め方を協議して、テキストの構成を説明し、「第1章 労働組合とは」に入った。テキストをもとに話をし、労働者階級の内部構成の変化の表、非正規雇用労働者の内訳などを資料として説明に使った。2回目からは、3名の受講者が輪番で分担して、テキストをまとめてレポートする方法で行うことにした。

6月末の2回目は担当者が5ページにわたってテキストの要点をまとめたもので説明した。3名とも勤務が忙しくて、あまり論議はできなかったが、チューターが途中で職場の実態の質問をしながら内容の確認もした。

3回目、4回目は次の担当者がすすめていったが、チューターが参加できず、詳しい様子は分からない。

5回目(第5章;労働組合を強く大きく)を、9月25日に行った。受講者3名はともに豊富な組合活動の経験があり、学習の理解が進んでいるので、今回は、テキストの内容のポイントを押さえながら、テキストの内容との関わりで、今の職場で抱えている課題を出し合って論議をして行ければというチューターの事前の提起に応えた進め方をしてくれた。当局の管理上の問題点に対して、具体的にどう取り組めばいいのかで、これまでにない時間をかけた意見交換ができ、3名とも一定の見通しを得た学習会になったと思う。

3名のうちの一人は、2回目のテストも郵送するばかりのところまできている。

次回の6章で終わりになるが、さらに充実した学習ができるようにしたい。

報告・長坂