『経済』4月号 座談会「トランプ政権の発足とアメリカ」を学習


IMG_02864月18日(火)「現代経済学習会」を「アイセル21」にて開き、「トランプ政権の発足とアメリカ」の3人の報告を読み合わせて討議をしました。
討議の中では、トランプ政権を生み出したアメリカ社会について「シリアへのミサイル攻撃でトランプの支持が10%上がったがこのようなアメリカ社会をどう見るか」との問題提起があり、「社会をまとめる時に外国に敵を求めそれにより国内の世論を自分に有利にしていく手法ではないか」「アメリカにはサンダースを中心とした運動もあり、国内の矛盾は今回の事で解決されるような問題ではないのでは」。報告の中で「2008年の選挙ではオバマに投票した労働者が今回では一部はトランプにそしてサンダース投票している」との指摘があるが今後のアメリカの動きを見る時に労働者の声を本当に代表するサンダースのような動きの動向を注視する事が必要では」「日本でも小泉や橋本を支持する国民の動きがあった。トランプ政権を生み出したアメリカ社会の矛盾した動きは日本でも再び起きないとは言えないのでは」。最後に最近の北朝鮮問題で「戦争をさせない世論、社会の力と運動が日本でもアメリカでも求められているのではないか」などの意見が出されました。
◇次回は、5月16日(火)午後6時30分~8時30分、会場は「アイセル21」第12集会室、内容は『経済』5月号掲載の「『資本論』第1巻の魅力」の読み合わせと討議、持ち物は『経済』5月号です。

「戦後日本経済史」参加者募集中


「戦後日本経済史」を開催します。

6月24日(土)「対米従属とグローバル化で見る 戦後日本資本主義の発展」友寄英隆氏

7月8日(土)「日本的労使関係で見る 日本資本主義の展開と解決」藤田実氏

7月22日(土)「社会保障から見る 日本社会の格差と貧困、今後の課題」唐鎌直義氏

会場 第1、第2講義 静岡労政会館 視聴覚室

第3講議 あざれあ(労政会館隣り)502会議室

時間 午後1時20分~4時40分

多くの方の参加をお待ちしています

日本経済史チラシ