『経済』9月号、「日本経済の現局面をどうみるか」を学ぶ


9月19日(火)「現代経済学習会」を「アイセル21」にて開き『経済』9月号掲載「日本経済の現局面をどうみるか」を読み合わせを行い、その後討論を行いました。
討論では「大企業の減収増益の構造を見ると外国頼みで、国内経済は労働者の賃金が低下する中で、経済好循環などと言える状況ではない。この状況を景気拡大の状況などと言っているのは無責任きわまりない。」「保育園や介護施設で人手不足が深刻です。正規の職員を募集してもなかなか集まらない。ある介護施設では定員が百名なのに職員が確保出来ずに50名しか入所できていない。」「若い人の中には非正規での働き方を選択している傾向がある。」「正規職員になると長時間労働を強制される。これが非正規を選択する一つの原因では」「静岡信用金庫と焼津信用金庫が合併するが、安部政権のマイナス金利政策の影響ではないか」「社会問題となっている銀行カードローン問題の背景に金利政策の影響があるのでは」「安部政権は解散総選挙を実施しようとしているが、経済政策の転換を実現し、国民生活と日本経済の再生のため、安部政権に終止符を打つために頑張らなくては」などの意見と感想が出され討論となりました。
次回は、10月17日(火)午後6時30分より8時30分、会場は「アイセル21」第12集会室、内容は「国保の都道府県単位化でどうなる」と「介護保険制度の改編と介護保障」の読み合わせ討論、持ち物、『経済』10月号