「コロナ禍」で求められる労組活動=全国ですすむ派遣切りの実態‼


 7月以降都合により開催できずにきましたが、10月14日に10月号の読合せ学習会を再開することができました。今回の特集の中で、「コロナ禍」における要求と労働組合活動(労教協常任理事 生熊茂実)を最初に行いました。記事は「コロナ禍」で起こっている労組活動の困難があることを指摘、その中でもいろいろな工夫ができると実践的に紹介しています。そして元気な活動にしていくことの必要性を説いています。討論ではまず「コロナ禍」の中で、ローカルユニオン静岡への労働相談の特徴が語られました。「生活困難・パワハラの相談が倍ぐらい増えた。派遣労働者の場合、派遣先が派遣契約終了とし、派遣元が新しい派遣先を紹介するが、賃金が半分とか遠隔地とかだ。そこは行けないと回答すると、『自己都合』で辞めてくださいとなる。解雇とすると助成金が減るなど会社に不利益となるからだ。それだと本人は、3か月間は(失業給付など)収入がない。それが今日本中で当たり前のように行われている。」また、「テレワークだと、『生活を重視したい』との意識の変化があることが紹介されているが、なぜなのか。」との疑問が出されました。「家族と接する機会が増え、家庭を支える大変さなどが分かってくるのでは。」などの意見がありました。また、家庭における「コロナ禍」での実体験の紹介がされました。