未組織労働者とユニオンをつなげ-成長できる地域の居場所をつくろう‼


4月13日、静岡市内において「学習の友」学習会を開催しました。

 今回は、特集記事の「地域の労働者とともに手をとり要求前進を! ローカルユニオン 個人加盟ユニオンの発展を!」(原英彦全労連常任幹事)を読み合わせしました。コロナ禍が長期化するなか、雇用悪化、生活に困窮する未組織労働者と、ローカルユニオンや各産別組織の個人加盟ユニオンを結ぶ取組みを全労連はいま展開しています。前進をしている組織に共通しているのは、「組織がしっかりと地域に根をはって労働組合として要求運動を実践できているかかどうか」だと指摘します。また、最近、最も多い労働相談内容が「ハラスメント」と個人的問題となり、職場の仲間を誘い相談内容の解決と労組づくりを一体とした従来の取組みとはならなくなっています。「こうしたなかで、労働者として集まり、学び、成長する地域組織の居場所づくりと学習サポート体制の確立がもとめられ」ることとなります。地域の仲間とともに学ぶ、要求し、レクリエーションも楽しみながら労組の役割学習や魅力の共有をする取り組みを大切になると云います。討論では、次のような意見がありました。〇産業別個人加盟ユニオンというのは静岡では何があるのかな。〇JMITUの地域支部というのが西部の労働相談・個人加盟ユニオンの受け皿になっている。ローカルユニオン静岡が静岡県評傘下で静岡市にある。建交労も産別個人加盟ユニオンとしてある。〇連合の地域ユニオンが結構やっている。もともと総評のときコミュニティユニオンというのをつくっていて、それが継続している。自治労なのでそこそこキチンとした活動をしているようだ。〇やはり一定お金がないとできない。〇連合はもともは重視していなかったが、2000年代頃から重視し金も出しているようだ。〇そういうところとの交流はないの?〇全労連はわからないが、連合傘下と全労協関係で交流はあるようだ。県共闘のふれあいユニオンなんかもあるようだ。〇そういうところは、人間関係重視でやっている。〇年金者組合みたいに遊びが中心なのか。〇遊びは大事なのだ。〇連合は「連合メイト」という組織がある。すぐに労組に入れない人でも繋がりをもてる組織だ。お金がいらなくて、登録だけして、相談できたりする。〇やはり金があるからできるんだ。〇ローカルユニオン静岡の労働相談もハラスメントが多いのか。〇ほとんどハラスメントだ。で未組織が圧倒的だ。〇そういう点では人間関係に悩んでいる人が多いということだ。