「アメリカ社会に何が起きているか」 現代経済学習会開く


2017年1月17日(火)第2回「現在経済学習会」を開き7名が参加しました。自己紹介の後、『経済』1月号掲載の「アメリカ社会に何が起きているか」を読み合わせて討論をしました。
なぜトランプ大統領の誕生が討論の中心となり、安倍はトランプに会いに行き「信頼に値する指導者」と言ったが、アメリカに何でも賛成の姿勢がよく表れている。アメリカの政治で二大政党以外の動きが良く分からなかったが、論文で無党派層の動向が紹介されて分かった。トランプは、アメリカファーストで今後日本に対応してくるのではないか。レーガンはソ連崩壊を実現させたが、トランプは中国の崩壊を狙っているのではないか。トランプがレーガン政権の政策をまねるならレーガンはアメリカ社会の格差を拡大し大統領に再選されなかった。早晩政権が立ち往生になるのでは。トランプ現象は、アメリカ社会の統治の困難の現れであり、いわばファシズムに類似したナショナリズムの主張が受け入れられる素地があることを示しているのではないか。
次回は、2月21日(火)午後6時30分より8時30分、「アイセル21」第11集会室にて、『経済』2月号「日本経済の長期停滞はなぜか」を学びます。ぜひご参加ください。
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