『資本論』学習会 第3節「価値形態または交換価値」に入る


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今年になって2回目の学習会を1月26日に開き6名が参加しました。いよいよ「価値形態論」です。『資本論』の中では最も難しいと言われている部分に入りました。本文読み合わせの後、渡辺さんが準備したレジュメに基づいて説明がされ、その後討論に入りました。
「価値と交換価値と価値形態と言う言葉の意味とその関係をどのように理解したら良いのか」、「マルクスは何故この第3節で、このように細かく、くどい位に説明を繰り返しているのか。貨幣の発生を証明すると言うがどの様な事なのか」、「商品の価値形態の最も発展した形態が貨幣形態である事は分かっているので、ここでマルクスの言わんとしている事は何か」、「『商品の価値対象性は、どうつかまえたらいいのか分からないことによって、寡婦のクイックリーと区別される』とはどの様な事か」、「この第3節で展開されている貨幣発生史の論理的展開は、実際の貨幣発生の歴史的の展開を追っているのではないか」。などいろいろな疑問や意見が出ました。時間まで討論を行いました。
次回は、2月9日(火)午後6時30分より8時30分、「アイセル21」第22集会室(2階)、学習の範囲は、「3 等価形態」と「4 簡単な価値形態の全体」(新日本新書版で95ページから106ページ)です。