『経済』8月号「アベノミクス4年の虚と実-実感なき景気拡大」を学習


8月15日(火)「現代経済学習会」を「アイセル21」にて開き『経済』8月号掲載「アベノミクス4年の虚と実ー実感なき景気拡大」を読み合わせと討論を行いました。
討論では、「2012年12月から景気は拡張期に入り、たまたま安部政権の登場と時期が重なった」との指摘があるが、ではアベノミクスとは何なのか」「実感なき景気拡張とあるが、多くの国民と企業は、労働分配率の低水準、国民所得の低迷で個人消費の低下などまさに実感はないが、多国籍大企業と一部の富裕層は、高額の商品の販売が順調など、国民の分断、二極化が進んでいる」「人口減少社会での到来により経済指標の意味合いが変わっているとの指摘は目からウロコだ」「マイナス金利により地域金融機関の経営が困難になっている。これが地銀再編の背景となっているのでは」「『出口戦略』は、日本経済の再建の中でしか実行ではないのでは」「最後の『異次元の量的・質的金融緩和政策』は近代の中央銀行の歴以上、最も恥ずべき愚行」という指摘に、安倍政権を早期に退陣に追い込み、本格的な日本経済再建へ舵を切らなければいけないと感じた」「安部政権の『インフレ期待』願望との指摘に、あまりにもの無責任を驚いた」など意見が出されました。
次回は9月19日(火)午後6時30分より、会場は「アイセル21」第12集会室、内容は『経済』9月号「日本経済の現局面をどうみるか」の読み合わせと討論です。みなさんの参加を呼びかけます。