パート・非正規の待遇差別は許さない!同一価値労働同一賃金の実現めざす


2月17日「学習の友」学習会を静岡市内で開きました。今回は2月号の特集記事3つを読合せ、その一つ「パートタイム・有期雇用労働法施行にむけたとりくみ」(生協労連・コープネットグループ労組委員長占部修吾)を読んだ感想意見を紹介します。「生協労連は『同一価値労働同一賃金』の考え方で運動していることがわかる。」「『同一価値労働同一賃金』とは、同一労働同一賃金の男女同一賃金をとしたが、男性専用の仕事、女性専用の仕事と、仕事で差別をするようになり、それに対して業種ごとに点数化して、例えば医者が100で看護師が80としたら、ある職場で看護師に50の賃金の支給しかない場合80にするようにという考え方だ。職務評価をするが、ヨーロッパだと産業別に職種別にできている。日本だと企業が恣意的にやる。個人の評価でなく、仕事を評価する。」「ヨーロッパのように同一職種で賃金はだいたい同じだと、職場の選定基準はなにか」「そこは不明だが、職場を変わると経験が加味されるのでプラスになる場合があるようだ。」「記事にある地方最低賃金審議会は、財界が最賃を握りたいので絶対に全労連・全労協系は入れないようだ。ただ、全国一律にすれば地方最賃審は無くなる。」「記事ではパートやアルバイトが8割強だが、静岡(ユーコープ)の比率はどうかな」「委託の配達が7割、正規・パートが直雇用で3割だ。組織化はパートは全部、委託は一部のみだ。」