『資本論』学習会、第4篇「相対的剰余価値の生産」第11章「協業」を学習する


3月22日(木)「アイセル21」にて『資本論』学習会を開きました。第11章を読み合わせ、準備したレジュメでポイント説明を行い討論に入りました。
討論では、「単純協業と分業違いは何か」「単純協業は、本文で例として上げているレンガ運びので、同質の労働を協力して行う事、分業はアダム・スミスが例として上げているピンの生産で各自の労働の内容が質的ら違う協業の事ではないか」「本文で『彼の類的能力を発展させる』と言っているがこれは何か」「人類が獲得した能力の事で、不破さんが理論教室で言っている『労働者が集団的な力が発展する』事ではないか」「本文で『協業によって展開される労働の社会的生産力…この変化は、自然発生的に生じる』と言っているこの『自然発生的』とは何か」「協業は、労働者の協業がある一定の人数を超えると、資本主義的な生産過程となるが、それは最初は目的意識的な事ではなく、文字通り自然発生的に生じた事ではなかったのではないか」「協業は、資本主義的生産様式の基本形態とあるか、この意味は」「資本家が労働者を協業させる事により生産力を増大させ、剰余価値生産の増進を達成する手段とした事ではないか」などと話合いました。
◇次回は、4月12日(木)午後6時30分より、会場は、「アイセル21」第12集会室、内容は、第4篇、第12章「分業とマニュファクチュア」、第1節、第2節、第3節です。持ち物は。新日本新書版『資本論』第3分冊です。

学びあい食堂「くらしの中から憲法を考えよう」


浜松で「学びあい食堂」の「第一回オリエンテーリング~憲法とは~」が、2018年2月27日に労働会館で開催されました。最初に、憲法共同センター学習ビデオ「9条改憲って何?」(添付シナリオ参照)をまず視聴しました。そのあと、学習の友2017別冊「ほんとうに憲法を変えてもいいの?」の「安倍政権は日本をどこに導こうとしているのか」(山田敬男)をテキストに石川さんが解説をしました。

憲法って何だ DVD 19分 シナリオ

「現代経済学習会」、経済3月号「終活期の安倍政権をめぐる攻防の新局面」を学習する


3月20日(火)「現代経済学習会」を「アイセル21」で開き「終活期のむ安倍政権をめぐる攻防の新局面」を読み合わせ討論しました。
討論では「『安倍終活』をいわば『非業死型コース』において食い止める』と言っているが、朝日の報道以降現実の事になるのではと思う」「『安倍政権の政策支持率と内閣支持率のギャップ』と言っているが、安倍政権の支持は、消極的な支持であり、安倍に変わる政治勢力とりわけ『野党・市民共闘体制』を確りと構築すれば、安倍政治を終わらせる事が出来る事を物語っているのではないか」「『①重要政策分野において『与党対野党の対立軸』が実際に成立・存在していないこと、②にもかかわらずほとんどのマスメディア相も変わらず安易に、かつ惰性的に『与党対野党の構図』のもとに国会等の動向を報道し』ているが、この狙いは」「安倍政治と新の対抗勢力との対立点をぼかし、安倍政権を擁護する役割があるのではないか」「安倍政権を倒し新の国民本位の政治を作るためにも、確りとした国民本位の政策を作る事が必要ではないか」「『持続可能な経済成長』と言っているがその内容は何か」「持続可能な経済とは第一次、第二次、第三次産業のバランスの良い経済構造の再構築の事ではないか」など意見が出ました。
次回は、4月17日(火)午後6時30分より、会場は「アイセル21」第12集会室、内容は「AI『合理化』と人口減少社会」の読み合わせ討論。持ち物は『経済』4月号

「官製春闘」を打破し大幅賃上げを! 日本経団連の「経労委報告」を批判


静岡支部『学習の友』学習会

3月号の「友」は、18春闘特集です。4つの記事を読合せましたが、その中で「日本経団連『2018年版経労委報告』批判」金田豊労働者教育協会理事を紹介します。政府の要請に応える形で、財界が春闘を進めるいわゆる「官製春闘」は、安倍政権下で5回目を迎え、賃上げに消極的だった経団連が、初めて3%に応える指針を「経営労働政策特別委員会報告」に載せました。3%賃上げはアベノミクスの成長戦略で、経済の好循環を示す指標でしたが、破綻が明らかとなり社会的批判の広がったことで、財界としても個人消費拡大の対応が不可欠になったことの表れと、指摘します。もちろん労働者・勤労国民の側からの春闘・各層の共同の力を無視できない側面もあります。「経労委報告」は、賃上げを「働き方改革」を通じた労働生産性の向上やイノベーションの創出につなげていこうとしています。また、アベノミクスの「一億総活躍社会」の実態として女性や高齢者の労働参加を重視し、大幅賃上げは拒否し続けるのです。3%賃上げの中身も、労働者の生活水準維持改善のためではなく、労働者の効率的活用・成果主義的人事管理強化の機会として捉えています。これらは、「安倍政権と結んだ支配の新たな仕組みづくりへの野望の提起」だとまとめ、生計費原則にたった共闘の輪の広がりが緊急の課題と結んでいます。

第30回『資本論』学習会、第4篇「相対的剰余価値の生産」に入る。


3月8日(木)第30回『資本論』学習会を開きました。 今回から第4篇「相対的剰余価値の生産」に入りました。『資本論』本文の読み合わせとポイント説明の後、討論に入りました。
討論では、「『商品を安くするために、そして商品を安くすることによって労働者そのものを安くするために、労働の生産力を増大させることは、資本の内在的衝動であり、不断の傾向』とあるが」「生産性の増大が、商品を安くすると同時に、その商品に含まれている剰余価値を増大させる。この事は、何故資本が商品の価値を引き下げようとするのかの疑問への答えとなるのでは」「資本は商品の価値には関心がなく、その剰余価値に関心がある。この関心に答えるのが生産性の増大ではないか」「相対的剰余価値、絶対的剰余価値の名前の由来は」「絶対的剰余価値の生産は、剰余労働時間を絶対的に延長し、剰余価値を増大させる事であり、相対的は、剰余労働時間と必要労働時間の割合を変化させる事によって剰余価値の増大を実現するために、このような名称が付けられたのではないか」「資本主義社会では生産力の増大は資本家の利潤増大に使われているが、社会主義では、労働時間の短縮の手段となる」「今は生産力の増大は、相対的剰余価値が目的であるが、同時に将来社会の物質的基礎を作る事ではないか」など意見が出ました。
◇次回は、3月22日(火)、午後6時30分より、会場は、「アイセル21」第12集会室。内容は、第4篇「相対的剰余価値の生産」第11章「協業」。持ち物は、新日本新書版『資本論』第3分冊。

勤労者通信大学の募集のお願い


「あたらしい勤労者通信大学への受講生募集のお願い」

日頃の労働組合運動・社会運動のご活躍に敬意を表します。
また、労働者の学習教育活動の発展強化をめざす、
静岡県労働者学習協会へのご支援ご協力に感謝申し上げます。

さて、静岡県学習協と協力共同する労働者教育協会が主催する
2018年度「勤労者通信大学」が4月に開校いたします。
今年は、基礎理論コースを全面改訂するため休校とし、
あらたに「入門コース」が開校することとなりました。

この「入門コース」は、現在の労働組合と労働者に応える学習教育教材として、
創設されたものです。少なくない労働組合の幹部活動家の皆さんからは
「労組役員の担い手の確保が難しい。」との悩みの声が出されています。
一方一般組合員の側では、生活や仕事に忙殺される日々をおくる中、
自分と職場(労組)や社会との関りに思いをはせる機会など持てない状況が
あるようです。

こうした状況を解決するにはどうしたらよいのか。
選択肢はたくさんあるのでしょうが、そこに同じ地域のいろいろな職場の仲間と共に、
社会や仕事の事を楽しく学べる場所があったら良いなとは思いませんか。

勤労者通信大学は、独習が基本ですが学習会の立上げをお勧めしています。
今回「入門コース」については静岡市内で学習協がサポートする学習会を準備しています。
今回の機会を有効に活用して組合員の成長を促し、安定的な組織の維持・発展に繋げて
いただきたいと願っています。

静岡県学習協もそのために奮闘いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。                                   2018年2月 静岡県労働者学習協会

「日本近現代史を読む」第2回学習会・夜の部、第1章「開国-社会変動の序章」、第2章「明治維新-改革と近代化」を学ぶ


「日本近現代史を読む」第2回学習会・夜の部を23日に開き、9名が参加、「制限」第一章・開国ー社会変動の序章」「第2章・明治維新ー改革と近代化」を読み合わせし意見交換を行いました。
意見交換では、「欧米強国が作り上げた国際秩序ー世界を文明国、半未開国、未開国の3つに区分し、文明国とはキリスト教国の事というが、それはどの様な事か」「17世紀のドイツを中心として起こった宗教戦争後、講和条約としてウェストファリア条約が結ばれ、主権国家間の国際関係である主権国家体制が成立したという意義があるが、これには本文にあるような大きな問題もあるのではないか」「本文では『近代天皇制国家を成立させていった政治変革・社会変革の過程を明治維新と呼んでいる』と書かれているが、この明治維新という言い方は、いつからどの様な狙いで言ったのか、またそれまで政治的権力が無かった天皇を政治の全面に出してきた狙いは何か」「当時は、『一新』や『維新』という言葉で明治維新の事を言っていたと思う。この言葉には、新しい世の中を願う庶民の願いや期待がこめられていたのではないか。これがその後『御一新』となり、『御日様』=天皇とむすびつけられ、すり替えられたのではないか」「明治維新は、強力なリーダーいなく進んだ変革で、世界的に見ても特殊ではないか。また、徳川家を残そうとする公武合体派も薩長の倒幕派も公家と結び、天皇を自分たちの政治目的のために利用したのではないか」など意見交換を行いました。
次回は、3月23日(金)午後6時30分より、会場は、「アイセル21」第12集会室、内容、内容「第3章-自由民権運動-国家路線の選択」、「第4章-日清戦争-国際関係の変動」の読み合わせ討論、持ち物、「日本近現代史を読む」

「日本近現代史を読む」第2回学習会・昼の部、第1章「開国-社会変動の序章」、第2章「明治維新-改革と近代化」を学ぶ


第2回学習会を2月23日に開き、第一章と第2章を読み合わせし、討論を行いました。
討論では、「13ページにペリーの航路が掲載されているが、西海岸ノーフォーマを出でケープタウンを通り日本に来ている。これを見ると、アメリカに日本開国を求めるアメリカの要求の強さがよくわかる。そして那覇をキーストンとして使っている。沖縄はこの時期からアメリカにとっては、アジア侵略の要石だったのではと思う」「当時中国などは半植民地となっていたが、日本は明治維新によって独立を維持した。と書いてあるが、その背景に、幕府の対応にも原因があったのでは、ハリスと交渉を担当した幕府の役人の交渉能力が高かったのではないか」「明治になって政府は、自らの政権を正当かするため、幕府の無能を強調したのではないか」「明治維新の前に民衆が伊勢神宮のお札がふったとして、『ええじゃないか』と乱舞した。というがこの背後には、武力によって幕府を倒す当時の倒幕勢力動きがあったのではないか、明治維新の露払いのとしての行われたのではないか」「幕末の貿易を見ると、貿易相手国としてイギリスが8割を占めている。イギリスは日本との貿易で莫大な利益を上げたのではないか。またこの時期、アメリカは南北戦争などがあり、貿易どころではなかったのでは」「福沢諭吉の評価で、『学問のすすめ』で教育の重要性を説いたなどの面があるが、同時に『脱亜論』などで、アジアへの侵略を主張するなどの面もみなければいけないのではないか」「明治22年に大規模な市町村合併が行われた背景として、小学校建設の財源をつくるため、小さな規模だった村では学校建設ができないため、合併が進められたのではないか」「『農民に対しては、田畑への作付けの自由を認め、…地券を交付した』とあるが、江戸時代の豪農などに『地券』が交付された。農民すべてが対象でなかったのではないか」など意見が出で討論を行いました。
次回は、3月23日(金)午後2時より、会場は、「アイセル21」第42集会室、内容、内容「第3章-自由民権運動-国家路線の選択」、「第4章-日清戦争-国際関係の変動」の読み合わせ討論、持ち物、「日本近現代史を読む」

『資本論』第一部学習会、第9章「剰余価値の率と総量」を学習する


2月22日(木)「アイセル21」にて『資本論』学習会を開きました。この日は、三島から「見学」させてほしいと一名が参加しました。第9章を読み合わせ、準備したレジュメでポイント説明を行い討論に入りました。
討論では、「本文の中に『複比』という言葉があるが、この意味は」「マルクスが、フランス語版『資本論』の中で、この言葉を使わずに『あるいは、一個の労働力の価値にそれの搾取度を掛け、さらに一緒に使用される労働諸力の数を掛けたものに等しい』と説明をしている」「この法則は、外観を基礎とするすべての経験と明らかに矛盾すると言っいるが、これは何を指しているのか」「この文書の前までに3つの法則を言っているが、この法則が当時のイギリス社会の現実とは矛盾すると言っているのでは、それは、この3つの法則は、絶対剰余価値の生産の分析から出てきた法則で、この矛盾はこれから説明する相対的剰余価値の生産の分析を通じて解明されるのではないか」「『資本論』の中でいろいろな所で化学の事例が出されているが」「例えば、量的変化が一定になれば質的な変化に転化する法則の実例として、注で化学の例が上げられている」などを話しました。
次回は、3月8日(木)午後6時30分より、会場は「アイセル21」第12集会室、内容は、第4篇「相対的剰余価値の生産」第10章「相対的剰余価値の概念」です。持ち物、新日本新書版『資本論』第3分冊です。注意⇒次回から第3分冊に入ります。お間違えがないようにご注意ください。

全員参加で要求づくりをどう実現する!?18春闘の出発点はここからです


静岡支部『学習の友』学習会

2月号は春闘特集です。最初の読合わせの記事は「眠っている要求をよびさませ! 全員参加の、心を寄せ合う春闘へ」(原冨悟労教協常任理事)です。「要求があるから春闘をたたかう」という原点をあらためて確認し、「統一要求」に仕上げるまでを考えようといいます。組合の力は数です。人が集まれば元気になりますが、「集まり」をつくるのが役員の悩みです。そこで2つの工夫を提起します。一つは、一般的な宣伝だけでなく、仲間をじかに誘うなど「集める」工夫。もう一つは、誰もが気楽に発言できるなど、「集まって良かった」と思ってもらえるようにする工夫です。次に要求づくりには「議論のやりとり、対話の経過が必要」と指摘します。「生活の実情や職場での状況、そこから生まれる不満や個々の多様な要求をつかむこと」、「職場改善を提起」と議論、賃金の社会的な水準や同業他社の状況を調べ」る。「あらためて憲法が保障する」権利についてみんなで考えてみること」等、いろいろな角度からの議論をして「要求」を鍛えることが大切といいます。こうして「仲間の気持ちを確かめ合い、要求を形にしていき、すべての仲間のたたかうエネルギーをくみつくしていく」といいます。要求づくりは全員参加が必要、これが運動参加の前提となります。眠っている要求をよびさまし、団結・連帯をつくることが組合の役割・春闘の出発点と結んでいます。